大学入学時からコロナオンライン世代 24卒の学生との接し方:基礎編
作成日:2022.5.19
どうも、大岡です。
いよいよ24採用にむけた動きが活発になってきました。
こんなに続くと思っていなかったコロナ騒ぎ。
24学生は何と入学即オンラインという、これまでとはまたさらに異なる環境での学生生活を送った人たちになります。
これらの学生とどう接していくべきか?を考察していきます。
※たまには真面目な時もあるんです!
入学即オンラインですから学生時代の経験の大半を占める(のは我々世代で今は学校も忙しいそうですが)サークル活動やアルバイトも大きな制限を受けました。海外留学などの学生時代にしかできない経験もできずじまい。
社会との接点が希薄で、集団で行動する経験が圧倒的に少ないと言えます。
結果、俗にいうガクチカにつながる経験値も積めないまま就活に臨むことになります。
加えて、パフとも仲のいい
曽和利光さんがコラムでオンライン化によって学生の能力が下がっている!と書かれていました。
この代の学生に対して、今までと同じ目線・同じ手法で選考を進めると、今までよりも評価が下がってしまうことが容易に予想されます。
でも、この環境は学生本人が望んだものではありません。
社会人の先輩として、ここは学生の立場を理解し、応援する採用活動を是非検討してあげたいものです。具体案として3つご提示します。
★ガクチカを聞くのをやめる
無い人が多いならこれを聞いて困らせるのはやめましょう。
そもそもガクチカって一回何かをやり遂げた話がほとんどで、その再現性には疑問があります。自社に合うか合わないかを判断するにはガクチカよりも再現性のある気質の方が重要なはず。こういうときにこうしがち、とか、こういう環境ですごく頑張れる/凹む、みたいな情報が引き出せる質問を選考の場で用意してあげるのはどうでしょうか?
★採用広報の一環として、社会人とじっくり話す機会を作ってあげる
社会人に触れる機会が少ないことは、働くことに対する期待感を持つきっかけが少ないことに直結します。イベントの場での社員登壇を一方的な情報提供ではなく、学生と社員が深いコミュニケ-ションを取れるような機会にしてあげて、学生がが働くに求める軸を考えるきっかけを与えてあげるのはどうでしょう?そんなきっかけをくれた人、その人が働く企業は学生にとって特別な1社にもなり得ます。
★集団における行動を見極められるような選考プログラムを検討する
集団における行動の機会が少ないのであれば、その状況を選考の場で作ってあげることも必要なのではないでしょうか?面接選考の限界に気づく企業も増えていますが、グループワーク選考など、協働しつつ自分らしさを発揮するような選考手法を取り入れることで、本人のポテンシャルが見極められるかもしれません。
コロナ禍に見舞われて満足の行く学生生活を送れなかった学生たちに就活でもマイナスを強いるようなことがないように、皆で寄り添っていけるといいですね。
こんな感じの話をまとめて24展望資料はリリース済みです。
ご興味がある方は弊社営業担当までお問い合わせください。