【オンライン慣れ世代】への対面面接で気を付けることは?
作成日:2023.2.17
こんにちは!横山です。
あっという間に2月も中旬となりました。
採用期間の早期化が進み、今年の選考が始まると思いきや
来年の採用活動も同時並行でスタート。
そんなドタバタな時期なのではないかと思います。
さて、今回は学生さんから聞いた「面接」に関する気になる話を書いていきたいと思います。
オンライン開催が当たり前の社会に
コロナが流行してから数年が経ちますが、
その間にオンラインでの授業、オンラインでの就活、など
学生さんにとってもオンライン開催が当たり前になってきました。
始めこそ対面開催をしづらい状況でしたが、
近年は徐々に対面での開催も増えてきましたね。
オンライン開催のメリットもあり、
完全に元の「対面が主流」な状態には戻らず、
並行して両方の手段が使われていくかとは思うのですが、
ここ数年と比較すると対面でのやりとりは増えていくのではないかと思います。
対面面接はオンライン慣れしたからこその異空間
学生さんのお話を聞いていると、
私たち以上にオンラインに慣れているなと感じます。
使い方はもちろん、
オンライン面接の場の作り方なども結構意外でした。
緊張を緩和するために
大好きなコーヒーを淹れておく
部屋にアロマの香りを漂わせておく
カメラからは見えない位置にあると心がほっとするものを置いておく、など。
各々、緊張しないための工夫をしているようです。
そう考えると、
直接本社に来て見慣れない広い会議室にポツンと座らせられる面接は
とてつもない異空間ですよね…。
何かしらで緊張を緩和するといっても
できることは限られてきます。
オンライン開催と対面開催が並行して行われているので
面接経験はあっても対面面接は初めて、といった学生さんがいらっしゃるかもしれません。
となると、企業側も
オンライン面接での場づくりはもちろん、
対面面接での場づくりも今一度見直した方がいいタイミングなのかなと思います。
そもそもの空間として
お茶を飲みながら話せる状態にしてみたり、
真正面から向き合わない位置に椅子を配置してみたりと、
緊張を緩和する工夫をするのもよいかと思います。
他にも、
選考に入る前の声かけや選考官からのアイスブレイクなど。
さまざまな方向から緊張を和らげることができます。
対面面接はハードルが高い
オンライン開催に慣れているからこそ、いざ対面面接の案内が来たとき、
とくに遠方の学生からは
「交通費が出ないなら行くか迷う」といった声も挙がっています。
以前は就活には案外お金がかかるぞと先輩から聞いていたので
ある程度構えていましたが、
それを聞いていないと単純に「高いな」と思ってしまうかもしれません。
遠方から来る学生への
希望に応じたオンライン対応や交通費の補助、
またその選考に進むまでの魅力づけも大切になってきます。
「今までと同じ」が通用しない数年が続いていますが、
年々変化する学生さんの環境や価値観に寄り添った採用をつくりあげていきましょう!