3月には学生との1on1計6回!23卒内定者のイナダが聞いた、学生の”就活中のお悩み”
作成日:2023.3.27
みなさま、こんにちは!
パフ内定者のイナダです。
パフ内定者と言えるのは今回のコラムが最後です。新入社員としてこれから前へ進んでいくのが楽しみな一方で、本当に先輩方が任されているようなことまでできるようになるのかなと思う気持ちがあります。次回コラムを書く時には、社員です。楽しみにしていてください!
さて今回は、学生から聞いた就活中のお悩みをお伝えできればと思います。
学生との1on1面談で聞いたこと、それを受けて私が感じたことを共有できたらと思い、このテーマで書いてみようと考えました。
最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
就活中の学生の悩み〜24卒Sさん〜
自分の特徴について、「負けず嫌い」と伝えても、雰囲気や話し方などで負けず嫌いに見られず、聞き手に納得感を持たせられない。
Sさんはこのように相手に伝わらないという悩みを持っていました。
Sさんとはzoomでお話ししたのですが、私もSさんが負けず嫌いには見えませんでした。
そもそも「負けず嫌い」という言葉が適切であるのかも考える必要があると感じました。そこで具体的なエピソードなど深掘りをしていきました。
すると幼少期に厳格な先生に指導を受けた経験の中で、相手に負けたくないと思っていることや、打ち勝って見返すということをも相手に悟られないようにしていることがわかりました。
だから相手には負けず嫌いには見えないのです。悟られたら嫌だ、内に秘めた対抗心を燃やすという意味で、Sさんは負けず嫌いだと伝えているのだと私は感じました。
ここまで言葉にして伝えられるようになると、相手に伝わるのでしょうか。
Sさんの悩みから、自己の解像度を高め、相手に伝えるための適切な努力が学生側には求められていることを感じました。
就活中の学生の悩み〜24卒Iさん〜
志望動機が薄っぺらく聞こえるのか、志望度が高く見られない。
多くの就活生がこのような悩みを一度は持ったことがあるのではないかと感じました!
この悩みについてIさんは、
「軸はあるが、その軸も多くの企業に当てはまっている」
「実際に自分自身も企業と本当に合うのかがわからないまま進んでいる」
とモヤモヤしている様子でした。
そこでIさんを知っていくことから始めました。
まず企業選びの軸を聞かれたら、どう答えているのかと質問すると、
Iさんは、軸の一つに「社会貢献性が高い」を挙げました。皆さんも感じたかと思いますが、この言葉だとIさんがどんな基準で企業を選んでいるかがわかりません。
そこで理由や、そう考えるようになったきっかけを深掘りしていきました。
働くことにやりがいを感じるときを考えると、社会貢献性が高いと表せると思ったそうです。
Iさんの過去の経験の中で、働くことにやりがいを感じた時を聞くと、ハンバーガー店でのアルバイトだと教えてくれました。
その中で、みんなと連携して自分ができる最大限のパフォーマンスをした結果、誰かの役に立てたときだということが明らかになりました!
そうなると、企業選びの軸も「周りとの連携」といった要素が入った軸になりますよね。
それから公文の経験から「一つ一つクリアし積み上げていく」、アルバイトの経験から「自分が納得した自分流のやり方でやりたい」などが見えてきました。
まだまだ深掘りをして、Iさんに聞いたことがありました。1時間の1on1で、Iさんの解像度が格段に上がりました!
今回お二人の悩みから、相手に伝えるための言語化の大変さを感じました。
軸についても、学生のお悩みあるあるの一つですね。
どのような悩みに対しても学生と企業、それぞれできることがあると考えています。
例えば企業は、学生と軸を一緒に考えるワークの時間を設けることができます。
それに対して学生は、たくさんの人と話し、軸をブラッシュアップをしていくことができます。
お互い歩み寄ることができれば、お互いの納得感に繋がるのではと感じます。
以上です。最後まで読んでくださりありがとうございました!