社長3年目の吉川が考える「儲かる秘訣」
作成日:2023.11.7
こんにちは、社長の吉川です。
11月というのに暑いですね。私は11月生まれなのですが、私が生まれた年は、とっても寒かったそうです。「とにかく寒くて、寒くて。お腹に子供を抱えながら過ごす寒い日々は、本当につらかった」と昔よく母から聞かされていました。きっと40年以上前の11月の気温と今週では10度ぐらい違うのでは?そう思うと、少しだけ温暖化が怖くなります…。
さてさてそんな暑さの中では、まだまだビールがおいしいです。
先週もいろんな方とビールを飲みながらお話をしていたのですが、今年定年を迎えた方からこんな話を聞きました。
就職のとき、本当は医療系の分野のIT会社に興味があったんだよね。その時は、親から「何をやっているかよくわからない会社だからやめとけ」と言われて、なんとなくやめて金融に入社したのだけど、今考えれば、そちらに入っていたら人生変わっていたよね。今の時代、なくてはならない事業だよね。
しかし、儲かるかどうかなんて、初めからわかるわけがない。むしろ儲かるかわからないことにこそ儲かる宝が眠っている。
- 「言う」という言葉に「人=にん偏」が付くと「信じる」という言葉になる。「信じる者」が集まると「儲かる」という文字になる。
- 初めから儲けることを考えて事業をすると、失敗する。まず、自分が良いと思ったこと、この世の中に必要だと信じたことを貫くことが、必要だ。そして周りに「信じて」もらう努力をしないといけない。信じてもらわないと、何を言っても無駄になる。信じてもらうには、信頼関係が必要だ。人が止まって集まると企業になる。
- 儲けると、儲かるは、また、意味が異なる。結果的に儲かったは正しいが、初めから儲けるを考えてスタートすると、たいていは、失敗する。まずは、事業がスタートするときの「志し」が大事だ。
クランボルツさんのプランド・ハップンスタンスセオリーでも重要とされる行動に「リスクをとる」とありました。
確かに儲かるとわかって儲けることは誰もがやることだから、結果的にとびきり儲かることはならないよな~、と妙に納得をしてしまいました。
パフも昔から「儲けるのが下手だね」と言われ続けてきましたが、「これから儲かるんです!」と心で叫びつつ、儲かってない現状を見て何も言えない日々が続いていました。今は、信じて集まってくれたわずかな仲間のおかげで、少し儲かってもきました。
儲けようとする会社の経営者にはなりたくないけど、結果的に儲かる会社の経営者にはなりたい。
だったらもっと信じてくれる人が増やるために、もっともっと志を磨いて、もっともっと仲間を信じぬいて、もっともっと人に伝えて(人に云うと書くと伝える)いかないといけないんだよな、と気づいた瞬間でした。
暑い時のビールは、身体には悪いですが、心には染み入りますね。
ここからは熱燗片手に気づきを得る日々に突入したいと思います。