在り方を見つめなおす!「beの肩書きワークショップ」に参加してみた
作成日:2024.1.29
こんにちは!免疫力低下気味の林です。
今年に入って既に2回熱を出してしまった。。
人と会うことや知らない土地に足を踏み入れることはやめたくないので、体力つけねば。
さて、今日は、先日参加してみておもしろかったワークショップのご紹介です!
◆「beの肩書きワークショップ」ってなに?
人との交流に飢えていた私。
「程よく対話できる、おもしろそうなイベントないかな...」(検索ワード:哲学、対話、交流 etc…)と探していたところ、とあるシェアハウスでこのワークショップを実施することを知り、飛び込んでみました。
このワーク、これまで全く聞いたことなかったのですが、企業やその他様々なコミュニティで実施されているそうです。
(ワークの進め方まで詳しく書いてある記事や本も出ていました!)
https://shop.greenz.jp/products/benokatagaki1
◆「beの肩書き」とは?
「肩書きには2種類ある!」という話からはじまったこのワーク。
それが、「do(=所属や役割)の肩書き」と「be(=価値観や特性)の肩書き」。
●「do(=所属や役割)の肩書き」とは
「会社員」「営業職」「部長」など、名刺によく書かれているような「自分は何をしている人なのか」を表す肩書きのこと。
普段の仕事やはじめて会う人との自己紹介では、よくこれを使いますよね。
●「be(=在り方)の肩書き」とは
一方で、「私はどんな人なのか」を表すのが「be(=在り方)の肩書き」です。
例えば、同じdoの教員であっても、明るくユーモアのある教員もいれば、優しく寄り添う教員もいる。
表面的な肩書きではなく、その人にとっての価値観や特性が「beの肩書き」です。
よくSNSのアカウント名でこれを使う人を見かける気がする!
◆ワークショップの流れ
このワークでは、最終的に<「どんな?」を形容する文章+職業名>という形式で、自分のbeの肩書きを完成させます!
完成イメージはこんな感じ。
・気づきを与え、気づきを得る「勉強家」
・笑ってくれる人のそばで花開く「喜劇俳優」
このワークの面白いところは、全部自分で肩書きを考えるのではなく、自分の話を聞いた他者から肩書きをプレゼントしてもらえるところ!
当日は、簡単なレクチャーとアイスブレイク(パフではおなじみの偏愛マップ!)をした後、以下のような流れで進めました。
①職業名を決める
②選んだ職業にまつわる自伝を「起承転結」で書き出す
③グループシェア、グループの人から「どんな?」を形容する文章をプレゼントしてもらう
詳しく見ていきます!
①職業名を決める
はじめに、以下のような様々な職業がびっしり並ぶ一覧が配られました。
一覧の中には「○○名人」「○○職人」「○○学者」といったものまで。この中から、「かつて憧れていた・憧れている」「呼ばれて嬉しい」「心からそうだと思える」職業を選んでいきます。
プロとして活動している必要はなし、概念として成立していればOK。
例えば私は、「よく人から一緒にいると安心する、ほっとする」と言われるし、そんな場を作るのが好きだなと思ったため「珈琲屋」を選んでみました。
②「beの肩書きヒストリー」を書き出す
①で選んだ職業にまつわるエピソードを「起承転結」で振り返っていきます。
自伝の章立てのように、それぞれ1~4章それぞれに名前を付けていくのがおもしろい。
私はこんな感じになりました。
③グループシェア、「どんな?」を形容する文章をプレゼント
②を参考に、話せる範囲で自分のことを掘り下げて話していきます。
私は4人グループで、学生~社会人のメンバーと話しましたが、その人の人生や独特の価値観を知ることができ、すごくおもしろかったです!
その結果、私がもらったbeの肩書きはこちら。
個人的には「いい塩梅で」人の話をきく、というフレーズが特にしっくりきました。
近寄りすぎず、遠すぎず、な距離感が私にとっては丁度良いのかも。
◆自分の「在り方」を見つめるきっかけになる
社会人になってから、どうしても「この仕事で成果を出すために、個性を出すために」という考えに陥りがちでしたが、このワークを通じて就活をする前の「今なら何でもなれるじゃん!なにしよっか?わくわく」という気持ちに戻ったような感覚になりました。
そして、ここでもらった肩書きを、仕事やプライベート、どんな場所で実現していくか?といったことを考えるきっかけにもなりました。
互いのことをより深く知れるので、社内研修などで取り入れても面白いかもしれません!
ではでは。