新卒採用 早期広報の勝ち筋を考える
作成日:2025.4.9
どうも、大岡です。
我が子は産まれて5か月が経ち、いろんな人に「他の子より顔がはっきりしている」と言われます。3ヵ月くらいでもうしっかり眉毛が生えそろい、なんなら髪の毛とつながってます。血というもののすごさを感じる今日この頃です。
さて、4月になり皆が「●年目になった!」という話をしておりますが、私は1994年に社会に出ておりますのでなんと31年目になりました。
途中フリーターとか派遣社員で2年ほどふらふらしてましたがそれはなかったことにして、丸30年この業界に身を置くことになるとは思ってもみませんでした。縁あって(演劇を続けられそうという単純な理由で)入った最初の会社が採用支援会社でなければこのキャリアはないわけで、やっぱりファーストキャリアって大事だなと思います。
来週のイベントの告知に記載されていた登壇者紹介の文言が、おそらくはパフに入社したころからアップデートされていなかったのでしょうが【採用支援業界に20年以上】と書いてあったので10年足しておきました(笑)
そのイベントは前回のコラムでもご紹介した27展望資料を使って、情報提供をさせていただいた後に、取り上げた各テーマについて参加者で議論をすると言う主旨です。
超大手企業も中堅・中小も関係なく、意見を交わし合えるようなテーマで進行するので、どんな話が皆さんから出てくるか今から楽しみです。
面白い話は資料に追記してアップデートしていきます。
皆で育てる展望資料。なかなかにパフっぽいのではないでしょうか。
その場でもテーマになる予定の早期広報の話を少しだけ。
マイナビ2027プレサイトが4月にオープンし、うちの山下が掲載数を昨年と比較してくれました。
・インターンシップ 掲載企業 1058社(昨年比+372社)昨年686社
・仕事体験 掲載企業 3282社(昨年比+218社)昨年3064社
・オープンカンパニー 掲載企業 2613社(昨年比+1153社)昨年1460社
仕事体験の伸びが限定的なのに対してオープンカンパニーが倍増に近い数字です。
掲載社数が倍増しているわけではないので、1社が複数コンテンツを用意するというケースが増えたと言えるでしょう。
これは昨年オープンカンパニーの掲載がOKになった段階から予見していたことです。
パフの言うコミュニケーション設計の5段階(興味喚起⇒共感形成⇒理解促進⇒動機形成⇒信頼醸成)のうち明らかに興味喚起を担うオープンカンパニーコンテンツは広く浅い情報ではなく、ピンポイントに深く刺さる情報で印象付けを図る方が効果的です。
でも万人に深く刺さるような情報はありません。
業界志望か否かでも掛けるフックは全く違うわけで、そういう環境で少しでも多くの学生と接点を持とうと思うと必然的に複数のプログラムが必要になります。
昨年は間に合わずに仕事体験で乗り切った企業が今期からオープンカンパニーも用意したケースも数多くあるでしょう。
オープンカンパニー、仕事体験、インターンそれぞれで志向する学生層にも差が出るでしょうからこのあたりも網羅的にコンテンツを用意したいところです。
インターンの増え方も予想以上でした。
5DAYS以上を求められ、現場の協力も必要なインターンの導入はそこそこハードルが高いうえに、1週間の拘束という学生側の心理的ハードルも高いので一定以上の知名度がないと集客に苦戦することが目に見えています。
それでも導入に踏み切る企業が増えているのは特に理系学生、その中でも院生のインターン経由の就活の一般化が引き金かなと思います。
理系学生が特に早く就活をやめたがっているのもデータで明らかになっていますし、理系学生確保が必要な企業の夏場のインターンからの早期選考はたとえ参加が数人でも当たり前に実施すべき施策になってきているのだと思います。
とは言え早期意思決定まで持って行くにはインターンそのものの充実ももちろんですが、インターン前の情報提供も重要だなと感じます。
このあたりの検討が一気に加速する4月。
いよいよ27検討も始まったなと感じておりますので、ぜひパフにも気軽にお声がけください。
4月15日&5月15日開催【無料セミナー】どうなる?どうする?2027年卒採用 2026年卒採用の中間振り返り&今後の採用トレンドを考える | よいさいよう:株式会社パフ
イベントはありがたいことに4月15日はほぼ満席、5月15日も満席だそうです。追加開催も検討に入るようですので、参加希望の方は一旦営業担当にお問い合わせください。
日程的・地理的に参加できない方は資料だけのご送付ももちろん可能ですが、ディスカッションをするために作った資料ですので、可能ならぜひお時間を空けていただき、パフメンバーと気になるテーマについてディスカッションをしていただければ嬉しいです。