大事なことなので何度でも言います。怪しいメールは開かない!ヒヤリハットに敏感に!
作成日:2021.9.14
ツル@シス担です。
社内で
FFS理論が流行っているようで私は簡易版をやってみました。
凝縮性、受容性が高く、宇宙兄弟でいうところの「イヴァン・トルストイ」「ブライアン J」タイプに近かったようです。大分昔に読んだ記憶しかないので、どんなキャラの人だっけ??あ、どっちも
激渋かっこいいオジサンで光栄です。。他のメンバーの結果もそれぞれなるほど納得な感じ。
人物像診断ものはいろいろありますが、一つの指標としてお互い相互理解の上、仕事に役立てるのは建設的でよいですね、と思います。仕事は一人ではできませんので。
それはさておき、
先日社内会議でランサムウェアとセキュリティについて話す機会がありました。
資料作成に時間をかけすぎるのももったいないので、あちこちでかき集めた資料のキャプチャをメール文面の間にペタペタと貼って説明。
私としては伝えたいことを5分で理解いただけるようシンプルに書いたつもりでした。
でこれを息子に見せたところ、
「言いたいことは読めばわかるけど、視線の誘導がなってないよ。」
と
「視線の誘導??」
どういう流れで情報を見ていってほしいのか、強調したいのがどこなのか分かりにくいということらしい。
twitterやTikTokなど短時間で脳裏に残るもの以外は淘汰されてしまうのが当たり前の時代の子に、パッと見で惹きつけるデザインや導線の重要性について諭されました。
SEO対策など、情報に橋を架ける重要性とかなんとか言っておきながら、
自分が社内の皆さんの頭に橋をかけてあげる表現ができていない。ということを痛感いたしました。
そうはいってもにわかデザイン思考は身についていないし、時間をそこに割く余裕もない!
でどうしたかというと
大事なことなのでもう一度いいます。何度でもいいます。
「不審なメールの添付ファイル、URLをクリックしない!!」
「OSブラウザセキュリティ製品の最新化すること」
「2段階認証は少なくとも必須」
「サイトの閲覧履歴は定期的に削除」
と何度も必要なところだけ連呼することにしました。(昭和の発想?)
そしてこのコラムの場でもしつこく訴えます。
最近日本の某一部上場食品会社の経理データが完全に破壊され、決算情報も公開できなくなりました。
IT米大手カセヤも攻撃され77億円の身代金を要求されました。
ネットの閲覧履歴「クッキー」を盗んだログイン情報はたった18ドルでダークウェブで販売されているそうです。
犯罪集団は組織化し、国家レベルのサイバーテロ能力があるのだそうです。
最近の衝撃事例の生々しい情報と共に、危機感が伝わってくれていたらいいのですが。
セキュリティ対策に100%(絶対大丈夫)はないし、人間の行動が一番制御できないのですよ、ホント。
弊社のように小さな企業は
専門のソフトや対策にふんだんに資金を投入するわけにもいきません。
社員全員が地雷を踏まないよう正しいふるまいをするのがなにより大切です。
ハインリッヒの法則を毎日反芻してほしいわけです。
あるべきデザインを一貫性をもってユーザーに提供するための仕組みに関して、デジタル庁も
こんな取り組みを始めたようです。
各種役所のサイトも分かりにくいものが多いですよね。
伝えたいことがきちんと伝わることは大事。
デザインシステム、伝える技術も理解したいな、と思ったこの頃でした。