STAFF COLUMN

スタッフコラム

ウィズコロナ時代の「就活生の声」と「企業ができること」

作成日:2021.5.6

こんにちは!株式会社パフ 7年目のヨコヤマです。

 

連休はごゆっくり過ごされましたでしょうか。

 

私は、外出もできませんので外へ行くのは散歩程度で

ほぼほぼ家に引きこもっていましたが、

去年の緊急事態宣言時に「家での過ごし方」を考えまくっていたため、

去年ほどは退屈せずに過ごせました…!

 

さて、今回はふと耳にした「今の学生の声」について書きたいと思います。

 

ウィズコロナで今までとは異なる就活生の悩みが




先日、学生さんからこんな声を聞きました。

 

■就活はコロナの期間と被っていてほぼオンラインだった

■さらには大学の授業もオンライン化が進み、直接周りの就活生と接することはほぼなくなった

■結果として周りと比較することができず、自分の立ち位置が全く分からなくて不安

■入社式もオンラインでの開催となり、社会に出ても自分の立ち位置がわからないままなのではないかと心配である

(※21卒の学生さんで、今年の3月時点でのお話でした。)

 

たしかにこれまでにやったこともない「就活」でただでさえ不安なのに、

周りの様子も見えない状態だとさらに不安だろうなと感じました。

では、ここで今の時代に企業側ができることは何なのでしょうか?

 

学生の将来につながる就活とは?


先ほどの学生が言っていた、

「周りとの比較」は必ずしも必要ではなく、

大切なのは「自分を知ること」なのではないかと思います。

 

自身の就活を振り返ると、

日々の就活で自身が感じること(自身にとって何が合う、合わない、など)

が多くありました。

 

それを周りの学生に話してみると、

自分だけが感じることもあれば、多くの学生が感じていることもあり、

さまざまでした。

 

その「自分だけが感じること」には

自身特有の「価値観」が隠れていて、

自身の価値観を知ることはその後の社会人人生にも役立っているな、と感じます。

 

自身の価値観には、既に自ら気づけるものもありますが、

人と比較したり対話したりして気づくことの方が多いです。

 

 

企業側がウィズコロナ時代にできること


 

その1>選考期間でのフィードバック


 

選考の合間に学生との面談を行う企業も増えてきていますが、

何かしらの形で選考を経て企業側が感じ取ったことを学生にフィードバックする機会

があるのは良いのではないかと思います。

 

「次の選考に向けて」という名目でもよいですし、

「合否の理由」という名目でも構いません。

 

自社とは関係なくどのような価値観、性格、特性があると感じ、

中でも自社にはこの点が合う(合わない)と感じたといったことが

伝えられると学生にとっても分かりやすいです。

 

合わない点は伝えづらいという方も中にはいるかもしれません。

学生さん自体を否定しているのではなく、学生さんと企業の間には「相性」があり、

その相性が合わなかったのだということをしっかり説明すると学生さんも理解してくれます。

 

その2>内定期間もしくは入社時の就活振り返り会


 

一部の企業では内定者懇親会や内定式で「就活振り返り会」を行っていますが、

この就活振り返り会が今まで以上に意味のあるものになるのではないかと思います。

 

前述の通り、学生が就活時に感じたことを周りにシェアするタイミングが

少なくなってきました。となると、自身について振り返る時間も減っています。

 

入社前のタイミングで改めて、

学生自身が何を考えて就活をし、何に共感して入社を決め、

これからどうしていきたいのかといった考えを整理すること、

そして周りとシェアすることで

自身への理解を深めたり、

同期同士の価値観を知ることは意味があります。

 

その3>学生の不安に対する励まし


皆さんも感じられることがあるかと思いますが、

学生さんにとっては不安なことであっても、

社会人からすると「そこまで気にしなくて大丈夫だよ!」と

いうことも多々あります。

 

学生さんが何に不安を感じているのかを聞き、

「そんなに気にしなくてもいいよ」といった励ましや、

「こうするといいんじゃないかな?」といったアドバイス、

ときには「自分で正解にするんだよ!」といった後押しをできると

少し心も晴れるのではないかと思います。

 

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