演劇を続けたいだけで就活してた若者がおっさんになって学生に「働く」の本質を語るようになるまで。その1
作成日:2021.9.13
どうも、大岡です。
身内をほめるのもなんですが、
吉川のこのブログにとても感動しまして。
触発された私も自身の就活の話を書こうと思います。
後、前回がマッチングアプリのあまりに内容のない投稿だったので社内の目が冷たく、ちょっとちゃんと書こうと思ったというのもあります(正直)
※以前のバージョンのブログで近いことを書いた気がするのですが自分でも忘れているのでまあ許してください。その代わり転載ではなく書下ろしです(やんわり身内非難w)
さて、私が入った会社は今は亡き文化放送ブレーンという会社でした。
この会社を知ったきっかけは大学1年の時に付き合っていた一つ年上の彼女が、
「落とされたけどすごく面白そうな会社がある」
と教えてくれたのがきっかけです。
※この時この人とはとっくに別れております。念のため。ちなみに後にこの人に進められた劇団のオーディションを受けて受かったことがブレーンを一回辞めるきっかけになったのですがそれはまた別の話。
また、時を同じくして同じ演劇サークルに短大の一つ下の仲のいい後輩がいたのですが、
その後輩と飲みに行ったときにこの会社の名前を出したら、自分も受けて落とされた。でも確かに変な会社だったと。
一応有名私立大学に通っていた故に、バブルが弾けた直後とは言いながら周りが受けているのは超大手企業ばかり。
会社に入っても演劇が続けたいなあということ以外、就職に関する夢も希望もなんもなかったアホ学生も漠然と大手にばかりエントリーはがきを出しておりました。
パフに来てから学生の就活相談に乗る機会も増えましたが
「大手がいいなんて幻想だ。絵画だって大きさで価値は決まらない。自分に合ったサイズのキャンバスがあるはず!」
「有名企業に入ったって自慢はいつまでする気?入って何を成し遂げるかで自慢しようよ」
「親会社が子会社よりいいなんて考えがなさすぎる。自分がやりたいことがどっちにあるかでしょ?」
みたいなことを修三ばりに熱くアドバイスしているおっさんの最初はこんなんです。すみません。
なので聞いたこともない「文化放送ブレーン」はこの二人のオススメがなければ気にもしていなかったでしょう。
とは言え自分で調べるようなこともせず(だってこの時代、企業情報と言えば業者から送られてくる広告集と単独紙DMのみ)半ば忘れかけていた頃に文化放送ブレーンからのハガキDMを発見。
山ほど郵送物が送られてくる時代だったので、見落としていてもおかしくはなかったはずです。
でもなんかちゃんと目に留まったのは、さすがは採用広報企業ということなのでしょうか。
「あーあの会社だ」
と思ってハガキの少ない情報を読んでいると
【賞与実績11.●か月】との記載。
「へー・・・ん?・・・え?えーーー???すごくないそれ?」
と二度見し、でも間違いなくほぼ年収分のボーナスが支給されていることを確認。
働くことについて全く軸の無い学生はこういう外的要因でサクッと志望度上がるわけですよ。
かくしてハガキに返信してエントリー。連絡を待つ。
というところで初回は終わりです。
誰も俺のアドバイスなんか聞かなくなるんじゃないかという懸念だけを残して次に続きます。
この調子なら入社までに5回くらいのシリーズにできるな。しめしめ。
その2は
こちら