コロナ禍×Z世代=5つの特徴と採用について
作成日:2021.10.13
こんにちは。パフの石河です。
今は営業から少し離れて、マーケティングを担当しています。
先日TVの特集でみた「Z世代」の採用について、書いていきたいと思います。
Z世代とは、1990年後半~2000年代の生まれの世代で、年齢でいうと10代後半~20代前半です。
1台目の携帯からスマートフォンを利用して、個々が容易にオンラインで世界と繋がれる世代であるZ世代。縦よりも横のつながりを重視するので、年上の世代と話すのは得意ではない人が多いようです。
いわゆる”年上の人との飲み会”には「?」と感じている人も多く、「なんで、お金を払ってでも上司の昔話に耳を貸さないといけないの?」と思っている人も少なくはないとか。
今の40代以上の人からすると、Z世代は「新人類」かもしれませんが、ネットで繋がっている現代
で、その主役たるZ世代を動かさないとバズらないといわれているほど影響力を持っています。
これから本格的に始まる、Z世代の採用について、その特徴を踏まえながら、独自の考察をしていきたいと思います。
コロナ禍×Z世代=5つの特徴
若者研究の第一人者・原田曜平氏によると、コロナ禍によって出現したZ世代「5つの特徴」があるんだとか。
【1】人に会えないからこそ「友情確認」
【2】退屈が増えたからこそ「チャレンジ欲求」
【3】一人時間が増えたからこそ「内省欲求」
【4】おうち時間が増えたからこそ「家充(=お家を充実させること」
【5】海外に行けないからこそ「疑似海外体験」
それでは、それぞれ見ていきましょう。
【1】人に会えないからこそ「友情確認」
元来オンラインでは簡単に繋がっていた交友関係ですが、だからこそ”アナログ”に惹かれる
のもこの世代の特徴です。しかし、コロナ禍で人に会えない状況が生まれたことで、より一層
際立ったようで、「絆確認をしたい」というニーズが生まれています。
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採用の場面に展開させるならば、インターンシップや選考、内定フォローなどそれぞれのタイミングで参加者同士をくっつける(ワークショップだけの関係性ではなく、このイベントで出会えたからこその関係性を作る)のが、良いかもしれませんね。会社からの一方通行な進行ではなく、参加者同士で議論できるワークを実施させてあげ、自然と繋がれるようなイメージでしょうか。
【2】退屈が増えたからこそ「チャレンジ欲求」
チャレンジ欲求にも様々あるようで・・・
「憧れチャレンジ」
「尖りチャレンジ」
「ひっそりチャレンジ」
「下げチャレンジ」
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採用の場面に展開させるならば、、、ごめんなさい。ノーアイデアです。
【3】一人時間が増えたからこそ「内省欲求」
Z世代に限ったことではないかもしれませんが、一人時間が増えたからこその「内省欲求」。
「自分って何なんだ?どうなりたいんだっけ?」などなど。座禅・瞑想が流行っているのも
こういった背景があるんだとか。
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採用の場面に展開させるならば、、、「みんなで瞑想するワークショップを!」なんてことは言いません。精神世界に没頭するアヤシイ会社というレッテルを貼らりかねないですw各自が内省したものをシェアできるワークショップや座談会なら、おすすめかもしれません。
【4】おうち時間が増えたからこそ「家充(=お家を充実させること」
おうち時間が増えたからこそ「家を充実させる」ニーズが増えています。心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
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採用の場面に展開させるならば、、、アイスブレークでしょう!面接に限らずWEB打合せでは「いきなり本題に入ってしまい人となりが分からない」という声が多く聞かれます。もちろん面接の場面で「イチオシの家充グッズ教えて」といわれると気持ち悪いですが選考中や内定フォローイベント、インターンシップでの懇親会などの場面で、アイスブレークとしてそういった話題を振るのもイマドキかもしれませんね。
【5】海外に行けないからこそ「疑似海外体験」
「お金はないけど、時間は無限にある大学生」のはずでしたが、コロナ禍ではそれは叶わないようです。台湾カステラや韓国風○○が巷では流行していますが、海外に行けないからこそ「疑似海外体験」をしたい!という背景があるそうです。
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採用の場面に展開させるならば、、、オンラインで繋ぐ社内見学でしょうか。
22年卒学生に聞いてみても、非常に評判がよかったようです。オンラインでの会社説明会やインターンシップ後に、WEBカメラを繋いで社内探訪するようすを配信するようなもの。Wifi回線の問題もあるかもしれませんが、LIVE感が伝わるのでSo GOOD!
まとめ
いかがでしょうか?
Z世代を制するものは、令和を制します。
個々が細分化する今日。
いままでの採用のあり方を、見つめ直しても良いかもしれません。