若手採用担当者の悩みとは?新卒採用にかかわる人事のリアルな声
作成日:2021.10.19
おおきに!
カカこと石上です。
パフに入社して、4年7か月が経ちました。
今日のテーマは「若手採用担当者の悩み」
先日、若手採用担当者の方々とオンライン飲み会を実施しました。
オンライン飲み会が初めて!という方もいらっしゃって、とても楽しい時間でした。
参加してくださった方々は、
新卒入社3年目以内の方。
大阪で現場を経験したのちに、入社3年目になって採用担当に異動した方や、入社してすぐから人事として配属された方もいらっしゃいました。
「人事・採用担当になって、今悩んでいることありますか?」
「めちゃくちゃあります!!!!!」と即答されるみなさま(笑)
詳しく聞いてみると・・・
「私の会社は、建設系なのですが、私自身現場経験がないまま人事に配属されてるので、学生に仕事について質問されても、なかなか答えられないんです・・・」
「私は文系出身なのですが、会社の方針として理系を採用する必要があり、理系学生と個別面談しているのですが、技術系の話がまったくできず、面談が怖いです・・・」
若手採用担当のみなさまのお悩みは尽きません。
「あと、学生に就活へのアドバイスとか聞かれて答えますが、自分自身は全然できてなかったんで、アドバイスしたことがブーメランのように返ってきてつらいです・・・」
「人事として新入社員研修でコメント・挨拶するのですが、自分はまだまだできていないことばかりなので、それもまたつらいです・・・」
とっても等身大かつリアルなお悩みがたくさん出てきました。
きっとこれをお読みいただいている方の中には、同じようなお悩みを抱えた、若手(新任)採用担当の方も多いのではないでしょうか。
そこで、私なりの考えをまとめてみました!
1:自分だけが採用担当ではない!
かくいう私も、新入社員の時に「採用担当をやりたいです!」と手を挙げて担当した経験があります。
当時は「採用担当は(ほぼ)私だけ。私が会社のすべてを伝えて、マッチした学生を採用するぞ!」なんて意気込んでたのですが、いざ学生のみなさんとお会いして、営業について詳しく話を聞かれても話せることは「テレアポ」と「残業」の話だけ(笑)
コンサルティング営業とは何か、とか、パフの営業の価値とは何か、なんて一切語れないまま、モヤモヤして日が続いていました。
(そんな状態で入社を決めてくれた、当時の
さとみん・
はすみんには感謝です!)
今、私が思うのは「採用担当」と肩書がついているのは、自分だけかもしれませんが、会社は仲間の集まりだから。自分の分からないこと・伝えきれないことは、他の仲間に任せていいんだ、ということ。
新入社員の時、採用担当になってから、その後3年間採用担当を継続したのですが、徐々にそのことに気づき、周りの仲間を頼れるようになりました。
2:まずは自分が素直になる!
学生や新入社員の中には、就活や社会人生活に不安を持っている方が多いと感じています。だからこそ、人事や採用担当はどうしても「大丈夫!これをするといいよ!」とアドバイスしたくなりますが、はたと自分のことを思い返すと「あ~できてなかったな~」と思い、アドバイスすることが怖くなるのではないかと思います。
最近、私はそんな「怖さ」や「過去の自分」を学生や新入社員に伝えることが、まずは第一歩になるのかな~と思っています。
完璧な人なんていないし、私だって大失敗がいっぱいあるから、今がある。
採用担当・人事自身がそう思えた時に、怖さや申し訳なさみたいなものが消える気がします。
「私なんてこんなにダメダメだったけど、でもこうやって今につながっているよ」と素直になることが、相手に本当に伝わるメッセージではないでしょうか。
3:相手にとっての正解は相手が選ぶ
最後にお伝えしたいことは、自分の正解が相手の正解になりえない、ということ。
特に自分より年が若い人と向き合うときに「先輩にならなきゃ」と思ってしまい、「お手本」を見せなきゃ・伝えなきゃとなってしまうのですが、本当の正解なんてないですし、相手にとっての正解は相手が選ぶよな~と最近気づきました。
自分はあくまでこう思う。こうしたほうが良いと思っている。
でも最終的には「あなた」が決めてね。
そんな姿勢が持てれば、相手の結果に責任が持てないから、と怖さを覚える必要もないと思います。
(マネージャーではない若手担当者だから、という意味ですが)
以上、自分で書きながら、自分にブーメランがかえってきました(笑)
全国の若手(新任)採用担当者・人事のみなさま。
社会の中で、ともにもがきながら、自分らしく働いていきましょう!
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