演劇を続けたいだけで就活してた若者がおっさんになって学生に「働く」の本質を語るようになるまで。その3
作成日:2021.11.12
大岡です。
いま私は熱川プリンスホテルにいます。
数年前までは思いもよらなかったオンラインでの在宅業務スタイルもいい加減慣れましたが、家だと猫もいるし気が散る要素もたくさんあるので事務作業には向かない。
※ネコとハコ
なので基本出社したい人なんですが、オンライン打合せが重なると場所がない、
合間に作業してると相談がどんどんくる、みたいな環境でこれまた集中できない。
そんな中でお声がけいただいて参加したワーケーション体験。
部屋には余計なものもないし、打合せ場所も快適だし、珍しく事務作業が進みました。
そしてこのホテル、食べ物はちょっとやばいくらいおいしかったし風呂もすごい。
まー自腹で仕事する前提の旅行ってのはなかなかにハードルはありますが、検討してもいいかな?くらいの環境ではありました。
ちなみに調べたら一人1泊20000円くらいでした。どなたかいかが?
ワーケーションの話で書けてしまいそうですけど
②は脱線してブレーン以外の話になってしまったので、いい加減先に進むべく、今度こそ、①の続きを書きます。
コラムに何を書いたらいいのかに悩まなくていいって素敵。(
その1・
その2はリンクからどうぞ)
前回は人づてに聞いていた文化放送ブレーンという面白そうな会社からハガキDMが届き、ボーナス実績が11か月超であることを見てテンション上げてエントリーしたところまででしたね。
ほどなく説明会のご案内が届きました。
余談ですが、この頃はほとんどの企業で説明会参加が必須でした。
数年後にインターネットが普及しだし、ナビサイトが出現したことでエントリー数が大幅に増えてしまったことで説明会のキャパが用意できなくなった人気企業が参加を任意にして、その代わりに導入されたのがエントリーシートですね。
個人的には説明会は今でも必須であるべきと思っていますし、オンラインになったことで開催ハードルも下がっているので意味のないエントリーシート導入企業は是非説明会に回帰してほしいなと思います。
さて、文化放送ブレーンの説明会はキャラの濃い人たちが次々出てきたくらいしか覚えていないんですが、唯一しっかり覚えているのは、今まだワークス・ジャパンで頑張っている2個上の先輩、木戸さんの
「僕は某大学の政経学部でー、正直行こうと思ったらどこでも行けたんですけどー、何か人に惹かれてここに入っちゃいました」
というコメント。某大学ってのはわかりますよね。W大学です。
これも上位校学生には効果絶大でして、
小さな会社だけど行く価値があるんだ!と洗脳されるわけですね。
そういや入社後に先輩社員が皆説明会のことを洗脳セミナーと呼んでたな。。
すっかり洗脳された私は前のめりに受検を決意し、その日に流れで行われる1次選考のグループ面接に進みます。
というところで今回は終わり。
後で分かったんですが採用数6名に対して説明会参加者が1000名超えていたとか。
文化放送という名前がついていたので勘違いして参加したマスコミ志望者もたくさんいたのだろうとは思いますが(俺は勘違いはしてないけど何してるかは知らなかった)それにしても大変な倍率でしたね。
今やダイレクトリクルーティングが台頭して
母集団は意味のある人だけを残してどう減らすかを考える時代。
いま文化放送ブレーンが採用するとしたらどういうやり方になるんだろう?と考えるとちょっと面白いです。
「働く」の本質はいつ語られるのでしょうか?
ではまた来月!
その4は
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