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なんだこれ。22卒のわたしが就活中にがっかりした出来事〜前編〜

作成日:2022.6.1

こんにちは。パフの冨田です。



 

先月、初めて野球観戦やサッカー観戦に行ってきました。

実はわたし、スポーツにあまり関心がなかったのですが、スポーツ観戦の『非日常』の空気がたまらなく、魅了されてしまいました。

 

選手の名前もわからないし、ルールもいまいち良くわかっていなかったですが、何故だかすごく楽しかったのです。

一緒に行った人と感動を共有できること、周りのお客さんが楽しそうにしていること、その試合の一因になっているような感覚が得られること。率直に、なんて面白いんだ!と感動しました。

 

『食わず嫌いをしないこと』って、やはり大事なことだなと感じました。

 

さて、今回は、わたしが就活中に志望度の下がった出来事をご紹介します。

今回は前編ということで、2つの体験をお話しします。

 

①学生と人事が交互に回線落ちするテレアポ体験


確かあれは、人事の方2名と学生2人でのWEB選考でのことでした。

入社後の大変なところも体験してもらいたいということで、『テレアポ体験』という選考が組み込まれている企業を受けていました。

 

まず、簡単な自己紹介をした後、テレアポのトークスクリプトを画面共有で人事の方に見せてもらい、レクチャーをしてもらいました。

 

そのときくらいからでしょうか、もう一人の学生の画面が固まったり、音声がぶつぶつと切れたりするときがありました。

人事の方が、「大丈夫ですか?」と声をかけたりしても、なかなかコミュニケーションが取れない時間が続きました。

円滑にコミュニケーションが取れないためか、どこか人事の方のテンションの下降をわたしは感じていました。

 

なんとか説明が終わったくらいのところで、その学生が回線から落ちてしまい、とりあえずわたしが先にロールプレイングすることになりました。

緊張しながら、人事の方が扮するお客様にサービスのご紹介をして、なんとか乗り切りました。

途中でその学生も戻ってきて、感想やフィードバックを言い合ったりして、回線が悪くても、ギリギリ会話が成立していました。

 

そして、もう一人の学生の方のロールプレイングの時間になりました。

案の定、その学生は途中で回線から落ちてしまいました。

人事の方の呆れたような空気感が画面越しにわたしにも伝わり、居心地は決して良いものではありませんでした。

 

そして、ついには人事の方も回線落ちしてしまいました。

ZOOMのホストが落ちてしまったので、わたしが一時的にホストになってしまう始末。

 

ぐだぐだな時間に、わたしは正直なところ、「なんだこれ」と感じていました。

結局、テレアポ体験は合格していましたが、辞退する道を選びました。

(回線が悪かった学生に対して、その後フォローを入れたのか、再度選考を実施したのかは不明です。正当に評価して合否を判断されたことを切に願います。)

 

オンライン運営では、安心して迎える姿勢や空気感は、画面越しでも確実にこちら側に伝わります。

たかがオンライン、されどオンライン。

イレギュラーが起きたときこそ、その企業の隠された部分が見えるのかもしれませんね。

②学生がどんどん消えていく説明会


もともと志望度の低い企業さまの説明会でのことでした。

 

とりあえず聞いてみようと思い、説明会に応募しました。

時間になって入室すると、人事の方3人と学生5人で説明会が始まりました。

 

「5人か。少ないな。」と思いつつ、説明会を聞いていると、

開始5分ほどで、学生が1人消えました。

 

最初は電波が悪くて回線から落ちてしまったのかと思っていたのですが、どれだけ時間が経っても戻ってきません。

「あ〜、辞退したのかな」と考えていると、また1人、また1人と、学生が徐々に消えていくのです。

 

残っている学生は、わたしともう1人の計2人。

 

「え?」

予約したのは自分なのに、人事の方は自分たちのために時間を割いてくださっているのに、どうしてそんなことができるのだろう。ともやもやしながらも、わたしは説明会を受けていました。

 

徐々に人事の方もまずいと思ったのか、

「あっ…。で、電波が悪かったのかな。まあ、極端に多い日もあれば極端に少ない日もあるので…。えっと…、今日は後者でしたね…。」

と、おずおずと話されていました。

 

当時のわたしには、その弁明が哀れなものに見えました。

説明会の内容や空気感から、「なんだか労働力が枯渇してそう。1人の人ではなく、ただの労働力みたいに見られている」。そう感じました。

 

思い起こせば、小規模な説明会だったにも関わらず、自己紹介や座談会の時間が十分になかった気がします。

わたしのことを知ろうとせず、ただ一方的に情報を押し付けているだけでした。

 

学生にも責任は大いにあります。しかし、何故学生が抜けるまでの結果に至ったのか。

もしかすると、説明会の構成や雰囲気が違っていれば、もっと違った結果になっていたかもしれませんね。

(結局わたしは辞退しましたが、22卒採用はどうなったのでしょうか…。)

 

志望度は、簡単に上がりも下がりもする


時代はオンライン。電波の問題で運営がうまくいかなかったり、魅せ方がうまくいかなかったりすると、志望度にもダイレクトに関わってきます。

 

学生も、企業も、対面時と同じくらい円滑にコミュニケーションを取るためには、回線問題はもちろん、向き合い方や空気づくりが重要であると思います。

 

それでは、今日はこの辺で。

次回は後編をお話しできればと思います。

 

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学生って、意外と細かいところまで見ています。

 

 

 

 

 
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