社長業3期目吉川、チームで成果を出すコツ「ペーシング」
作成日:2022.8.3
皆さん、こんにちは。暑いからか辛いものが食べたくて、毎日、粉唐辛子をふんだんに使った料理を食べている吉川です。
先日、山に登りました。気力には自信がある私ですが、体力はさっぱり。20代&普段から運動している人たちの足元にも及ばず、ついていくのが精一杯でした。
登山をしっかりやったことがなかったので初めて知ったのですが、チームで登山するときは、並び順が大切だということ。
ペースメーカーとなる先頭はリーダーが担当。その次に最も体力がない人を配置(もちろん私はここです)。 そこから順に体力がない人から列を作り、最後尾には最も体力がある人がいるように並ぶのだそうです。
なんでそんな並び方なのか?
ワンダーフォーゲル部出身のフカフカに聴いたところ、「人は自分のペースで歩けないのが一番つらいから」なのだそうです。
自分のペースより早くても遅くても疲れるもの。遅い人が早い人にペースを合わせることができないので、その並び順なのだそうです。
今回の登山でも、前に歩いている人が自分のペースで歩いてくれないと、どっと疲れがでました。遅れをとった申し訳なさで、精神的に追い込まれることが疲れにも影響するのですね。
逆に前の人が自分のペースに合わせて歩いてくれると、自分の体力以上に順調に登れることも実感。自分も一定の体力を使っている状況で、他人にペースを合わせるって、相当な体力と精神力に余裕がないとできないのだな、とも感じました。
私の足取りや呼吸を見ながら、本当に私にぴったりの速度で歩いてくれた、
ハムこと石河さん。ありがとう。初めて見た親鳥についていくヒヨコのように、ぴったり後ろをついて歩いている図(↓)
これって、仕事でも一緒なのかもしれないですね。
私はいわゆるチームの一番前を歩く人なのですが、今の私は、後ろを振り返らずダ~~~ッと走り切っているかんじです。後ろの人の歩幅や息づかい、歩くスピードをもう少し意識して、ペーシングをしていけば組織全体がもっともっと長く高いところまで登っていけるのかもしれないなと思いました。
高い山を登るときのコツは、頂上ではなく足元を見ることだそうです。
毎日は、自分の足元をしっかり見て、途中途中で高いゴールも見据えながら前に進んでいこうと思います。