相性の話。誰が見ても優秀な学生より、自社に合う学生をどう採用するか。
作成日:2022.10.17
どうも、大岡です。
日頃、採用活動支援をしていく中で、どちらの会社にも
「誰が見ても優秀な学生より、自社に合う学生をどう採用するかが重要」
である、という話はよくします。
学生さんに就活アドバイスを求められた時も、必ずと言っていいほど、
「自分に合う職場、仕事という観点で絞り込みをした方がいいよ」と伝えます。
要は、企業と人の相性の話です。
じゃあ、これってどのくらいの時間をかけて判断すべきなんだろうか?
と思いました。
第一印象から相思相愛、なんてケースもあるかもしれません。
最初の印象は良くなかったけど、我慢して付き合っていくうちに「合う」と感じるポイントがいくつも見つかることもあるでしょう。
多分これに正解はないんだけど、合うと一回思ったとき、それが勘違いだとわかって冷めてしまうようなことには今後ならないな、と思えたときに自信をもって「合う」と言えるのかなと思います。
思い込みは勿体無い。まず触れる、自分を見せる、相手を見る。その上で合わないならさっさと撤退!
第一印象で決めるのではなく、まずはお互い判断し合おうよ、というスタンスを企業も学生も持ってスタートできることが何より大事ですね。
個人的に思うのはこれについての第三者の意見ってホントアテにならないです。
私がすでに入社6年半を過ごさせていただいているパフという会社に入るか?となった時、当時の社長は当時の執行役員であった吉川と保坂に「お前らとは合わない」と言っていたそうです。
じゃあなんで採るんだよ、という話は本人に聞いてもらうとして、おかげさまでその二人とは(私の思い込みでなければ)心底信頼し合える仲間になっています。
また、パフが仲良くしている名大社という名古屋でブイブイ言わせている地方採用支援会社がありますが、ここの現社長については吉川と保坂が「大岡さんとは合わない」とずっと言っていました。
その後、2社合同プロジェクトで顔を合わせ、何度もやり取りすることになりますが、今はお互いが出張するときは個人的に連絡して飲みに行き、おそらく「ほかの人に言っちゃいけないだろ、それ?」という秘密を共有し合う(いや、Tが勝手に酔って言っただけで俺は秘密言ってないかも)仲です。
そういえば最近、全体的な戦略設計のご提案をした企業様で
「提案は一番良かったけど、経営陣と合わなそうだから」
という理由で負けてしまったケースがありました。
判断された方とはオンラインで一度しか顔を合わせていません。
いや、むしろ先方マスクだったので顔もあわせていません。
そしてその方ほぼ発言されなくて会話した記憶がありません。
自分のアクの強さは十分理解してるつもりですけど、もうちょいお互いを見せ合ってから判断してほしかったなぁと心から思います。