【面接官の悪い印象が学生の志望度に影響する】“もったいない辞退”を防ぐ方法
作成日:2023.1.16
こんにちは!横山です。
1月になりましたね。
採用活動が本格化しつつ、翌年度の準備もそろそろスタートする頃。
一年で一番、資料を書く際などに「今年って何年だっけ?2023?2024?」となる月な気がします。
さて、今回は学生さんから聞いた「面接」に関する気になる話を書いていきたいと思います。
面接の印象が志望度を左右する?
学生さんに「面接」について話を聞いていると、
企業側の想わぬ場面で緊張感を増していたり、
悪い印象を与えていたりといったことがあります。
自己紹介もなくいきなり面接がスタートする
「それでは面接を始めます」といった声がけから即本編の質問へ。
どんな人が出てくるんだろう、
どんなことを聞かれるんだろう、
しっかり受け答えできるだろうか、など
不安ばかりが募った状態で始まる面接。
せめてどんな人なのか知りたい…!という
学生さんの声がありました。
緊張した状態のまま質問されてしまうと
なかなか本来のその人らしさは出てきませんし、
企業側が聞きたいことも聞き出すことができません。
ぜひ面接官の自己紹介(パーソナリティの見えるもの)
と緊張をほぐすアイスブレイクから始めることをおすすめいたします。
他にも、オンラインの場合には面接に入る前に
待機室があると心の準備ができるといった声も挙がっていました。
いきなり面接会場に入るのではなく、
対話を通して緊張をほぐしたり、
面接の流れや面接の目的、雰囲気などを伝えることで
少しイメージしてから入室でき、不安を解消することができます。
面接官が目を合わせてくれない・ずっと下を向いている
面接に慣れていなかったり、
次は何を質問しようか?と考えたりメモを取っていたりすると
ついつい下を向きがちになってしまいますよね。
学生さんは目が合うかどうかに結構敏感です。
というのも、
自分の回答が求められていた回答になっているだろうか?
きちんと伝わっただろうか?といった不安を相手の反応を見て確かめているからです。
目が合わない・下を向いている=話に興味がないのでは?
と思ってしまうといった声もありました。
「面接」というと
「見極め=ジャッジ」のイメージが強いのですが、
そぎ落とす採用ではない今、
「魅力付け」の要素がとくに大切になってきます。
面接官が一方的に話して面接が終わった
魅力付けをしようとするがあまり、
企業側が伝えたいことを伝えすぎてしまう、といったことも
起こりがちなのですが、
学生さんからは
「出し切った感がない」「少ない情報でどうジャッジするのか疑問」
という声がありました。
魅力付けは初期接点、説明会、選考、内定といった工程の中で
どこで何をどのような形で伝えるのかを
戦略的に設計することが求められますが、
その全体設計の中で今回の「一次選考」はどの位置づけなのか、
何をどう伝えるのか、を明確にする必要があります。
そして学生さんとの対話を通して、
その学生さんの志向に合わせた貴社の情報を伝えることが有効です。
面接自体の時間配分目安を事前に決めておくのもよいかもしれません。
学生に正面から向き合っている面接官が好印象
逆に好印象だった面接官については
前の選考が伸びてしまい焦っている状況でも、落ち着いて温かく対応してくれた
率直な意見にもしっかりを耳を傾け、どのような点に共感できるかも具体的に明示しながら反応してくれた
といった声が挙がりました。
学生さんの状況をよく見て把握し、
真っ向から向き合って対応することが大切であるとわかります。
実は他にも、面接官にはさまざまなポイントがあります。
パフでは面接官向けのトレーニングも行っており、
講義だけでなく、
現役学生を相手に実践練習もすることができますので、
ぜひお声がけください!