【世代ギャップへの向き合い方】プライベート時間を大切にするZ世代?
作成日:2023.3.22
こんにちは!横山です。
3月も下旬ですね。
桜も綺麗に咲いてきました。(今週のお天気があまりよくないのが気になりますが…)
さて、今回は学生さんから聞いた気になる話を書いていきたいと思います。
人事担当者にプライベート時間について質問したら“会社に何しに来てるんだ”と一蹴された
先日就活の相談を受けていた学生さんの話です。
その学生さんは社会人になってからも、今行っているスポーツを続けて
両立していきたいと考えていました。
しかしながら、働き方次第ではそれが叶わないこともあると思い、
人事担当者にこう質問したそうです。
「継続しているスポーツとお仕事の両立は可能ですか?」
すると人事担当者の方から返ってきたのは冷たい反応。
「君は会社に何しにくるのかな?」
それからというもの、
聞きたくても聞けない質問になってしまい、
もやもやした就活生活を過ごしていたようです。
仕事とプライベートの両方の充実を重視する若者は増えている
「仕事だけに縛られる人生でありたくない」
「自分らしく生きたい」
そんな背景から、残業が多すぎる会社は避ける若者も少なくありません。
世間が「働き方」に目を向け、
さまざま取り上げられるようになったことも
一部ではきっかけとなったかもしれません。
このように仕事とプライベート、両方の充実を重視する若者は
増えてきているように感じます。
どのような仕事とプライベートの両立を目指しているかは人それぞれ
たしかに、中には
「残業ゼロがいいので提示きっちりで帰宅します」という学生さんもいるかもしれません。
それにも理由があれば聞いてみた方がいいと思います。
- ~な働き方がしたいから
- ~と両立をしたいから
- ~な人の例を見てしまって不安になったから
- ~がおすすめという話を人から聞いたから
など人それぞれ思うことがあると思います。
聞いてみると、
あまり深くは考えられていなく、イメージだけで決めていた
極端に捉えすぎていた
などといったこともよくあります。
その際には「何のために、どのレベルを目指す必要があり、何が必要なのか」を
一緒になって明確にしていただくことがおすすめです。
それが明確になると、
案外「そんな雁字搦めになって考えることないよ!」という場合が多いです。
その観点を把握した上で貴社での働き方を話すことができれば、
不安も払しょくできるかと思います。
実際、先日話したその学生さんに考えを聞いてみると、
仕事上ではやりたいことがきちんとあり、
可能であれば週1回、平日の定時以降にある練習に出たいといった希望で、
それさえ明確にできれば、その人事担当者の方も返答は変わったのではないかと思います。
企業に対して学生さんが何か質問をするとき、
ある程度自分の中でイメージがついていることよりも
イメージがついていない不安なことを聞くことの方が自然です。
仕事内容や配属については説明会~選考の過程でイメージできていても
働き方については人それぞれ異なる分、イメージしきれていないことも多いです。
となると、その後者に質問が偏ってしまうことも仕方ありません。
質問をする学生さんが本当に
仕事よりもプライベートを重要視しすぎているのかどうかは
質問の表面のみで決めきらず、ぜひ対話する中で見極めていただければと思います…!