面接が「すごいエピソード自慢」にならない【リアルに近いアピールの場】にするには?
作成日:2023.9.20
こんにちは!横山です。
9月も中旬ですね。
最近はMTGするたびに「9月終わる…早!」と言っているような気がします。
さて、今回は先日参加した職サークルでの話題です。
職サークルは社会人と学生とが集い、
ホンネベースで「はたらく」について語り合う場なのですが、
その中で話していると
人事側と学生側でどうしてここが嚙み合わないの…!
なんて話が挙がってきたりします。
面接は「すごいエピソード自慢」になっている?
ちょうど先日話に上がったのは
なぜ学生さんは面接で「すごい実績」を披露するのみなのか。
その背景にあるその人の力が「自社でどう発揮されるのか」を知りたいのに。
といったお話でした。
いくつか企業を受けていても
企業ごとに伝えるでもなく、
全く同じことを言っているのではないかと感じてしまうということでした。
それってうちの会社じゃなくてもよいのではないかな?と。
学生側は何をどう伝えたらいいかわからない
しかしながらその裏を返してみると、
学生さんは
自身の持っている力を言語化しきれていない
仮に見えていてもその会社の詳細の仕事まではわかっていない中で
「私の〇〇な力が貴社の△△に活かせます」とまで断言するには
ハードルが高いのでは、といった話になりました。
企業からのサポートも大切
まず前者の
「自身の持っている力を言語化しきれていない」のではといった話は
企業側からのサポートも一つ手かと思います。
例えば「志望動機を磨こう」といったていで選考中フォローイベントを行い
自分とその企業を照らし合わせるような機会を設けるなどです。
自社とのマッチ度合を
より明確に言語化した状態で語れるようになってくれることは
魅力づけや意思決定においても大切です。
企業情報の打ち出し方にも工夫が必要
そして後者の
「どんな場面で活かすのか」については仮でもいいのでといっても
かなり難易度が高いのではと意見が出ていました。
そもそも企業側が提示している「求める人物像」を見ると
とても理想が高く見える。私ってこうなれるの…?と。
それが面接での「背伸び」につながっているのかもしれません。
ではどうすればいいのでしょうか?
おそらく、
企業が掲げる「求める人物像」すべての要素を100%で発揮できる方は
なかなかいないかと思います。
兼ね備えていながらも
人によってどの項目が特に発揮できているのかは異なるはずです。
そう考えたときに、
「求める人物像」と実際の社員さんを照らし合わせた
提示方法もいいのではないかといった話が挙がりました。
例えば
先輩社員Aさんのお仕事を紹介する場面で
具体的なシーンと重ねることで
それが発揮される場面をイメージしやすくするなどといった形です。
ただし、狭いピンポイントでの場面しか伝わらないと
そこに寄せて話してしまう可能性もあるので、
3~5名様々なタイプ・パターンでの提示があると
「私ってBさんタイプかもしれない!」と
より自分らしい活躍イメージが少し持てるのではないかと思います。
世の中の採用・就活の「なぜ?」に目を向けて
そんな熱い話が展開される職サークル。
学生さんのホンネが知れることはもちろん、
新たな発見やヒントもたくさん得られるかと思いますので、
ぜひご参加お待ちしております!