STAFF COLUMN

スタッフコラム

2年目冨田 就活時代はセメントが固まる前???

作成日:2023.10.24

こんにちは!パフの冨田です。

 

先日(も)、大好きなUSJに行ってまいりました。

 

パフ随一のUSJオタクのわたしですが、

一番好きな季節のイベントはまさに今!ハロウィン!

 

昨年、一目ぼれしたゾンビさんと今年も再開することができて、

そして新たな推しゾンビもできちゃって、

完全に魂を大阪に置いてきました。笑



 

来週も行くので、魂を回収してこれるよう頑張ります…!

 

 

さて、先日「ミステリと言う勿れ」という映画を見てきまして、

子供時代に受ける影響についていろいろと考えさせられたので

お話ししようと思います!


「子供って 乾く前のセメントみたいなんですって」


「落としたものの形が そのまま跡になって残るんですよ」


子供とは、「乳幼児期(義務教育年齢に達するまで)、

学童期(小学生)及び思春期(中学生からおおむね18歳まで)の者」らしいです。

 

みなさんの子供時代はどのようなことがありましたか?

そのときに、どんな環境で、どんな人に囲まれ、どんな体験をしましたか?

 

私は今思い返すと、自分の強みも弱みも

根源はどれも子供時代〜若者時代に培われたように感じています。

 

自分を開示することで褒められる環境にいたから

今でもやたら自己顕示欲は強いですし、

どんな些細な内容の作文でも、毎回先生に文章を褒められることが嬉しく、

自分の想いを文字に起こすことが自然と得意になった気がします。

 

また、ダウン症である弟に手がたくさんかかっていた両親に

少しでも自分を見てほしくて自己表現するようになったのかもしれません。

 

 

逆に、根底にある自己肯定感の低さも

思い返すと、幼稚園時代にカースト上位の子に怒られて肩身の狭さを感じたな…

オーディションやコンクールなど誰かと比較する生活ばかりだったな…

期待されることが多かった分、それに応えられなかったり

結果が出せなかったときにつらくなってしまったなと感じています。

 

 

さて、本題に戻ると

就活をしている学生も、子供とは言わんとも若者であり、

「働く」と真剣に向き合う機会は彼らにとって初めての機会だと思います。

 

そして、その中で出会う社会人の印象や話されたことは

学生にとってずっと印象的に残るものなのでは?と感じています。

 

例えば、就活中にずっと暗くてげっそりした社会人や

無意識に投げられたチクッとした言葉を受けたりしたら。

その就活生は社会に出たときにどのような人に育っていくでしょうか。

 

「働きたくない」「給与はつらいことに耐えるための対価」

「自分には価値がない」とか、そうセメントに刻み込まれたまま

固まってしまうこともあるかもしれません。

 

就活生が親や教師以外の社会人としっかり話す機会は

ほぼ初めてのことだと思いますし、

「社会人」に対してや「働く」に対してのイメージは

この就活時代に固まり切ってしまうのではないでしょうか。

 

 

一方で、「大変だけど、楽しいよ!」「意外とやっていけるよ~」と

前向きに働いている社会人と出会っていれば。

 

たとえ、電車で疲れた表情をしている社会人を見ていたとしても、

「しんどいかもしれないけど、面白いところもあるんだ」と気づきや希望になり、

そもそも社会人になることの不安は少しは軽くなると思います。

 

決して無理に偽ってカラ元気で学生と接することが正解というわけではなく、

学生と真摯に向き合い、イキイキ働くこともできるのだと

働くこと自体に希望を持ってもらえたら。

 

そんな若者が増えれば、

先輩社員も刺激を受けてより企業の発展にも繋がるのではないか。

 

そんな企業が増えれば、

社会もより発展していくのではないか。

 

 

なんて語っていますが、

実際自分が働くことに常に前向きかと問われるとそうでもないです。

ただ、これから社会人になる前のぴかぴかのセメントに傷はつけたくないし、

その状態で固まってほしくない。

 

そう思います。

 

もちろん大変なことも伝えますけどね!笑

 

私がパフに入社を決めた理由の一つである


“働くことにわくわくする人を増やしたい”という想い。


 

難しいことではありますが、

こんな希望や期待を心のどこかに抱いてしまうのも、

幼少期から変わらないことですね。

 

 

社会人の入り口に立っている若者と向き合うからこそ


 

24卒・25卒の学生とお話ししていると

そもそも社会人になることに漠然とした不安を持っている学生は多いと感じます。

 

朝起きられるのだろうか…

責任のある仕事を全うできるのだろうか…

クレームを受けるのが嫌だ…

 

などなど、いろんなことを聞きます。

 

社会人の入り口に立っている若者と向き合うからこそ、

かける言葉や態度の一挙手一投足が

目の前の学生のセメントに傷をつけるのか心を潤すのか。

 

担当者サイドとしては「候補者のうちの一人」かもしれませんが、

学生にとっては「たった一人の社会人」かもしれません。

 

お互いに顔と顔を見合わせて、向き合っていきたいですね。


 

 

半ば強引にこじつけがましく

菅田将暉さん演じる久能整さんの言葉を引用しましたが、

これ以外にもたくさん名言をちりばめてくれる映画ですので

気になる方はぜひご覧ください!

 

ちなみに、映画で私がじーんと一番来たのは

「下手だと思った時こそ伸び時です」という言葉でした…!


仕事で頭打ちしていたあの夏。勇気をもらいました。泣

 

 

それでは今日はこのへんで!

 
ページの先頭へ