【面接の印象が志望度に直結!】 23卒新入社員が就職活動中にあった志望度が下がった面接、上がった面接
作成日:2023.11.1
こんにちは!稲田です。
本日はタイトルの通り、新卒採用における面接についてお伝えしたいと思います。
皆さんは、選考中の面接についてどう考えていらっしゃいますか。
就職活動時代の様子や気持ちを思い出し、その会社の印象を思い出そうとする際に、思い出す場面は「面接」がほとんどです。
そして思い出す場面のほとんどが「悪い印象」だった面接です。それだけ面接は印象に残るものです…。
印象と面接の中身によっては、企業側が良いと思っていても、
学生が次の選考に進まないと判断することとなります。
また選考に進んだとしても、「好き」という気持ち、つまり志望度が下がっていたりします。
それだけ大切な面接に、フォーカスしていない企業様が多いように感じます。
そこで学生の声・インタビューをもとに、面接の重要性と面接のポイントを以下でお伝えします。
①志望度が下がった面接
■面接が一問一答だった時
学生から自分の情報提供をし続けて終わるような面接で、「自分に本当に興味がありますか?」という気持ちになったそうです。
企業側が見極めるために、必要な情報だけを聞くというような面接は、マイナスの印象を持ちます。それが「圧迫面接」に感じる要因になる可能性が高いです。
相手に興味を持って話を深掘り、学生と「会話」することを意識していただきたいです。
■面接を経て、合否判定に疑問が残る合格や選考通過の連絡がきた時
採用基準や、どこが会社と合うと評価されたのかがわからず、モヤモヤしたとのことです。
なぜ選考を通過したのかがわからない、という疑問までは持たなくとも、
「この会社の次の選考を受ける意味はなんだろう」「簡単に合格した気がして本当にこの会社と合っているのだろうか」などと感じる経験も私もしました。
面接中や合否通知の際に、学生の話をどう受け取っていて、どう感じたのか等を伝えていくフィードバックが志望動機の醸成にも繋がっていきます。
【ポイントまとめ】
・興味を持って深掘り、学生と会話することを意識。
・面接中や面接後の合否通知の際にフィードバックが有効。
②志望度が上がった面接
■会社の弱みを言ったうえで、だからこういうことをしているよと説明を受けたとき
学生からは、聞いていて気持ちがよかったという感想を聞いています。会社に完璧な状態はないと思っているため、弱みを提示してくれた方が嬉しいとのことです。
自社の特徴の伝え方は、弱みなども含め、ありのままの状態を伝え、それを踏まえて会社で取り組んでいることや前向きな気持ちを伝えると好印象を持ちます。
■面接で聞く事が事前課題として提示され、深掘りもしてもらった面接
これは私が経験した面接です。事前課題は、周りの人から自分の良いところとそのエピソードを聞いてきてくださいという他己紹介の課題でした。
またエピソードを聞くだけではなく、エピソードを聞いた感想や、エピソードの深掘りなどとをしてもらいました。
事前に準備をしたという安心感と、それを伝えられたという満足感がありました。
さらに深掘りをしてもらい、自分の個性を見出してもらえて、今後にも繋がる有意義な時間でした。
【ポイントまとめ】
・自社の特徴の伝え方は、弱みも含めて伝えること。両側面を伝える時には根拠を持って説明すること
・事前に準備をしたこと、そして当日それをきちんと伝えられたこと、自分のことを聞いてもらえたことが学生の満足感に繋がること
以上、志望度の下がった面接、上がった面接をお伝えしました。
ぜひご参考にしていただけますと幸いです。