【若手社員研修】が現場と若者のコミュニケーションのきっかけになる?
作成日:2023.12.8
こんにちは!横山です。
今年も残りわずかですね。あっという間に2024年を迎えそうです。
そんな今月は研修ラッシュを迎えており。
各社の若手社員研修に関わらせていただくことが多いのですが、
今回は研修に関する話題です。
研修をきっかけに現場が変わる
研修はやっているものの、実践につながっている気がしない。
研修に関するお悩みを聞いていると、
そんなお声をよく耳にします。
他にも、
研修で学んでいることと現場の実情に乖離があって、
研修で学んだ若手社員が現場に戻ると
「なんで自分だけやらなきゃいけないんだろう」と感じてしまうような状況にある、
といったことも。
この状況を一気に変えることはなかなか難しいですが、
現場の方々が「今若手社員は何を学んでいるのか」といった研修の中身を知ったり、
実際に学んだことを実践する若手社員を見たりすることで
少し焦りを感じながらご自身を見つめなおすきっかけにする、といったような
地道な浸透は必要だなと感じます。
とくに現場の方が「研修の中身」を知ることについては
若手をフォローする際にも必要です。
研修がその日一日で終わってしまわずに
実践に生かすためにも、ぜひ現場の方々と連携するのがよいと考えています。
研修が上司と若手社員のコミュニケーションのきっかけに
そんな現場との連携をする中で
最近思ったのは、
研修は上司と若手社員のコミュニケーションのきっかけを
作ることができる、ということです。
私が今関わらせていただいている企業さんでは
近年リモート―ワークが主流となり、
雑談が生まれることがほぼなかったり、
元々「人を褒める」ことが少ない文化で、
若手社員もなかなか褒められる機会がない、という状況でした。
今回進めている若手社員研修では
若手社員が「自分のできていること」に目を向けるために
上司の方から若手社員の方へ「褒めるメッセージ」を書いていただきました。
それを見た若手社員の方はとても感動されていて、
「今まで自分は何もできないと思っていたけど上司が言ってくれるなら自信が持てる」
といった声が挙がりました。
思ってはいても、
普段日常で褒めることに慣れていない方はなかなか伝えにくいものです。
意識をしないと伝えられません。
もちろん日常で積極的に直接伝えることは意識していただくのもおすすめですが、
こうして研修をきっかけに伝える場をあえて設けるのも一つの手段だと思います。
他にも、
「研修での学びを上司との面談で報告してフィードバックをもらう」
といったことを研修を受けた若手社員の方の宿題としていたのですが、
そのフィードバックを見ていると、
若手社員が何を大切にしていて、これからどうしていきたいのか、といった
「頭の中」を知ることができていて、
日常フォローや育成に向けたヒントにもつながっていると感じました。
「研修後の現場フォローお願いします」と声をかけることもできますが、
「研修で出されている“宿題”ですので」と必ず実施しなければならないことに
設定するのも実施を促す上では大事だと思いました。
ぜひみなさんの会社でも
若手社員育成や若手社員フォローでお悩みでしたらお声がけください!