STAFF COLUMN

スタッフコラム

小さい頃に好きだったものが教えてくれること

作成日:2024.2.29

こんにちは、アクネです。

このブログを書いているのは2月29日。諸説あるそうですが、4年に1度の「うるう年」ですね!
寒くなったりあたたかくなったりと寒暖差も激しいですが、少しずつ春の足音が聞こえてきていることが嬉しくて仕方ありません。
コロナ明け2年目。まだまだ世界では様々なことが起こっており”平和”とは言いがたい状況ではありますが、身のまわりの出来事から移り行く季節を味わっていきたいな、と思う今日この頃です。

今日のテーマは「小さい頃に好きだったものが教えてくれること」です。
正確に言うと、小学生の頃に読んでいた本をふたたび読み直してみました。
(安価で手に入るメルカリ、有難い‥‥!!!!)



その本は、「ディズニーフェアリーズ プリラの夢の種」。
またディズニーか…と言われてしまいそうですが(笑)私にとって原点と言ってもよいとても、とても大切な物語です。
今日は改めて読んでみての気付きを記したいと思います!

【あらすじ】
ピーターパンの住むネバーランドでは、同じ才能を持つ妖精同士が家族のように
コミュニティを作り共同生活を送っています。
(皆さんご存じのティンカーベルは『ものを修理する』才能をお持ちなんですよ!ご存じでしたか?)
この物語の主人公であるプリラは、他の妖精たちのような才能を持ち合わせていないことに気付き、孤独に過ごしていました。
プリラの「自分の才能を見つけるための冒険」が始まります。

この物語の中で、他の人と一緒ではないことに対して感じる不安な気持ちや、「自分が何者か」についてとことん考え、模索し、壁にぶつかりながらも最終的には自分の才能に「気付く」過程が、美しい挿絵と共に描かれています。
誰もが主人公に優しいわけではなく、時には冷たく当たる人や、諭してくる人との遭遇など、ファンタジーではありますが地に足のついた物語の展開です。

最終的にプリラは、周りの人とは一風変わった、でもみんなを喜ばせることが出来る「才能」を見つけ、他の妖精たちから敬意をもって受け入れられる、というエンディングを迎えます。

敵と対決したりといった派手な起承転結があるわけではないのですが、大人になった今改めてこの作品を読んで、日々の生活の中でわたしたちは「才能=夢の種」を探しながら生きているんだなあと思い、あたたかな気持ちになりました。

パフ卒業生の真緒ちゃんより、卒業パーティーにて「妖精界からのゲスト」という異名を授かった(笑)ほど妖精好きの私。
就職活動の時にこの本の存在を思い出すことはありませんでしたが、ふと振り返ると、さまざまな人が”自分の可能性を信じる世界”にしたいという思いがありました。夢の種を見つけられる社会にしていきたいんだ、と自分が願っていたことに気付きました。それは採用支援という形で間接的に叶えられていると思います。

そして、プリラから、自分自身を深く知りたいと願い、ひたむきに向き合う姿勢を学び、無意識に自分もこういう人になりたいと願っていることに気付きました。

小さい頃に好きだったものが、意外と今の自分を構成していることに気付きました。
このブログを読んでいる皆様もぜひ、「原体験」に触れてみてはいかがでしょうか?
ページの先頭へ