働くって、悪いもんじゃないよ。「内発的動機」の大切さ。
作成日:2024.5.13
こんにちは。パフの田代です。
桜が咲いたかと思ったら…
夏のような気候が続いていますが
皆さん体調を崩さずにお過ごしでしょうか。
ゴールデンウイーク。
私はキャンプに行ったり、庭の手入れをしたり
意識的に「自然に触れる」ようにしました。
というのも、やっぱりデジタルから離れるって大切!と
心底感じているからです。(ぜひオススメしたい)
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では、仕事の話。
ここ最近、意思決定のアドバイスを行う講座や
キャリア面談を行うことが非常に多いです。
この講座で私が説いているのは一言でいうと「内発的動機」大切さです。
これは、就職先を決めるに当たって給与や福利厚生など働く条件面(いわゆる外発的動機)や経済合理性だけではなく、自身の根底にある「WHY(なぜこの職業を選ぶのか?)」や「WHAT FOR(この仕事は世の中の何に繋がっているのか?)といった内発的動機にも目を向けよう!という話を良くしています。
参考記事:内発的動機を考える
https://www.adecco.co.jp/career/intrinsicmotivation
◆外発的動機が注目される世の中だから
現在の新卒採用の市況感は、学生有利の「売り手市場」と言われており、真面目に就職活動を行えば内定も複数社もらえる時代。その中で、どの会社を選ぶのか…短絡的にみると衛生要因としての条件だけを羅列し品定めするような感覚になりがちですし、潰れない会社、ビジネスモデルが堅実など会社の骨組みに目が行き、知らず知らずのうちに「自分主語」の発信機会が皆無になっていきます。
外発的動機自体は、決して悪いことではありません。ハードがあってこそ人財というソフトは活きるので蔑ろにはできません。ただし、心身健やかに躍動するライフワークを営むためには自分自身の「観」を育み、仕事も生活も我が事として捉える視座が重要です。これは就職活動に限らず、むしろ社会人になってからこそ自身に問いかけたいポイントです。
◆私が考えるワークライフバランス
ワークライフバランスと聞くと、どうでしょう。
「50:50」
こんな感じで、うまく100の持ち点を配分するイメージかもしれません。
ちなみに私もワークとライフのバランス感覚を大切しながら生活しています。
が!
私的なワークとライフの比重は「100:100」。
つまり前提となる自分の持ち点は100ではなく、200に置き、エネルギーを200%出し切ることを前提にして生きています。どちらも全力。どちらも本気。どちらも諦めない。どちらも質的負荷を楽しむ。綺麗ごとではなく本当にそう思って日々過ごしています。
こんな話をすると、だいたい「そんなの無理に決まっているでしょ」という反応をされます。全部100%で向き合うなんて、気力体力が続かないよ、理想論だよと。本当にそうでしょうか。仕事は労役?楽しむなんてエゴ?ライスワークと割り切る?いや、負荷も多々ありますが、働くことの意味や希望を持ち、楽しんでやりたい。それが私の本意です。
◆これからも対話し続ける
キャリア観は、その人のライフイベントや置かれた環境で大いに変わります。かくいう私自身も仕事内容やライフイベントを通じても人生の優先順位は変わってきました。大切なのは都度自分と対話し、周囲からも刺激を受け「内的基準」と「羅針盤」をブラッシュアップすること。ずっとずっとずっとずっとずっとずっとアップデートです。
繰り返しになりますが、自身の根底にある「WHY(なぜこの職業を選ぶのか?)」や「WHAT FOR(この仕事は世の中の何に繋がっているのか?)といった内発的動機を持つこと。この動機がある限り、私は今の会社や仕事に使命感も持てていますし、自分の成長=会社の成長と自覚し、絶えず研鑽する気持ちでいることができます。
働くって、悪いもんじゃないよ。
意味も希望も持てるし、
人生に彩りを与えるものだよ。
仕事もプライベートも
楽しむことをさぼらない、諦めない。
そんな暑苦しいメッセージを
ずっと対話している今日この頃です。