私の仕事のスタンス ~ 感性を大切にしながら生きていくこと
作成日:2024.7.10
こんにちは。パフの田代です。
現在、私は株式会社パフで「コンテンツ設計」部門におります。具体的には「インターンシップ」や「会社説明会」「内定者フォロー」に至るまでの企画系コンテンツの開発・設計・資料作成から運営に至るまでオールラウンドに対応している感じです。
ちなみに一年間で大掛かりな企画から些細な修正までだいたい100コンテンツ以上を作っています。手元の手帳管理で言うと、23卒採用で99作品、24卒採用で117作品、25卒採用で114作品作りました。(結構…疲れます)
さて、そんな私がコンテンツを作るに当たって大切にしていることは「中身はロジカルに心地よく、ビジュアルは感性を大切に」ということです。
中身のロジカルさは、見聞きしていて「展開」として違和感がないかを気に掛けます。ですので、コンテンツができた後、何度も読み返しています。ポイントは日を少し置いてみることですかね。同じ日ではなく、あえて次の日やフレッシュな頭の時に見返す。すると違った読み物に見える時があり、より客観的に自ら修正することができます。またビジュアル面は感性を大切にしています。パッと見てどのような印象が残るのか、ワクワクするか、心が動くか…そんな問いを自分にたてながら、こちらも何度も見直します。
ある時の面白い例なのですが、営業職のインターンシップを作った際に、中身はしっかり訴求できているし、写真もイケているのですが「妙に違和感」があるスライドがありました。「なぜ自分は、このスライド展開にモヤモヤするのかなぁ…」と妥協せずに心の声に耳を傾けていました。そして分かったこと。営業職の説明が3枚ほど続いていたのですが、すべて男性社員のビジュアルだったことに自分がモヤついていたことが分かりました。合間に女性営業職のイメージ写真を入れたらすごくしっくりきたんですね。たったそれだけのこと…そのままでもクレームはこない内容です。でも、その違和感に気付き、妥協せず最適な画像やビジュアルを探究し続けること。これこそが職業人として重要なスタンスだと自分に言い聞かせています。
と、一例を書いてみましたが、要するに「見てくださる受け手がどんな感情になるのか」をとても大切にしているということです。コンテンツ設計の仕事は、お客さまとの議論やアイデアを分かりやすく資料に落とし込むものですが、記載していれば満足ではなく、ちゃんと伝わっているのか、もう一つ突っ込むと心を動かせているのか。頭で分かるというより、心がどんな反応をするか、ここに私は相当こだわっています。
26卒採用のご支援もフルスロットルで動いています。忙しさにかまけず、私はこれからも心に残る作品を作り続けたい。そして、人の行動変容につなげるコンテンツを世の中に出し続けたい。探究すればするほど奥が深く、記録更新をし続ける、まさに終わりなき旅です。でも、この向上心を持ち続けている状態が好きですし、純粋に表現者としてもっと上手くなりたいという内発的動機が私を駆り立てています。
これからも妥協せず、仕事に取り組む。
自戒も込めて、今日は仕事のスタンスを一筆してみました。