3年目林 入社してくれてありがとう・採用してくれてありがとう、が言えるようになるには?
作成日:2024.8.1
こんにちは、林です。
先日、弊社の職サークルイベント「ギャザリング」(採用に関わる社会人や学生が、各回のテーマをもとにより良い就職と採用について考えるイベント)の今期2回目が実施されました!
今回のテーマは「学生の就労観を高めるためにできることとは」。
就労観についての議論や学びもたくさんあったのですが、話をしていく中で個人的に印象に残った場面があったので、そこに焦点を当てて書いてみます。
■心からの「ありがとう」が言い合える就職・採用を実現するには?
私が同じグループになった方々は、当時の就活状況や積み重ねてきたキャリアも異なるメンバーだったのですが、それぞれの就活時の話をする中で「自分を採用してくれたことへの感謝の気持ちを抱いた」という話が挙がりました。
私自身、この会社に入社を決めた時のワクワク感や感謝の気持ちは忘れられないですし、入社時に社員が伝えてくれた「パフを選んでくれてありがとう」という気持ちは、年次を増すごとに新入社員や一緒に働く仲間に対して強く感じます。
これってすごく幸せなことだし、そんな就職と採用が実現できる組織が少しでも増えればよいなと切に願っています。
■採用担当・就活生・そして社員が避けるべきこと、大事にするべきこと
採用だと自社の魅力・自社に合う人物像の言語化、学生だと自分の強み弱みの深掘り、双方で言うとマッチ度を確かめる機会、などなど。
やり方は色々とあると思うのですが、あえて避けるべきことを記すのであれば、「してやっている感」と「カテゴライズ」は、企業側も学生側も、避けた方が良いスタンスだと思っています。
たくさんある企業から、説明会や選考に参加してあげている。
仕事に追われているけど、学生にわざわざ時間を割いて話を聞いてあげている。
入社して、会社の利益に貢献するために働き続けてあげている。
「してやっている」という気持ちは、対象となるものを尊重する気持ちが欠けていたり、どこか相手を軽視しているときや、自分がしていることに対して「やりたい」という思いが欠けているときに起こってしまうのではないでしょうか。
そして、カテゴライズして相手を評価・判断しないこと。
就活生の時、面接官や働く社員が「いち就活生」「最近の世代の人」「○○大学の人」という外枠で私を見て評価・判断しているのか、それとも「わたし自身」をもっと知るために、まず外枠を聞いてくれているのかは、例えオンラインの面談であっても伝わるものがありました。
はじめは相手を認知するためにもカテゴライズするのは仕方のないことですが、カテゴライズしたうえでそこに乗っかってくる感情やイメージみたいなものを自覚し、それらを取っ払って接するべきでは。
要するに「ひとりの人」として、学生も企業も、社員同士も、互いに信頼関係を結んでいくことが大事なのでは?と私は思っています。
■自分の身近な人のように接する
先日のギャザリングでは、学生に対して「自分の身近な人のように接することが大事だよね」という話が挙がりました。
私もいち採用担当ではありますが、実際に学生に向き合うときはフラットに「目の前のひとりの人」として、相手の幸せを願いながら接していきたいと感じました。
就職・採用の場でのそうした「人と人」とのコミュニケーションで培われた信頼関係の結果が、心からの「入社してくれてありがとう」「採用してくれてありがとう」に繋がるのでは、と思っています。
そしてそれは、入社してからも同じ。
働く仲間に対して感謝と敬意の気持ちを互いに持ち続けられる関係性でいたい。
わかりやすい結果や見えているその人の一面だけではなく、見えない部分も想像しながら、何かのご縁で巡り合えたこの出会いに感謝し続けたいなと思います。
と、最後は私の想いをただただ連ねる感じになってしまいましたが(笑)。
採用の場や働くうえで大事なこと・自分が大事にしたいことを思い出させてくれるギャザリング。
これからも対話し、深め合えるこの場を楽しみにしています!
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