さて、こうしてケニア行きを決めた私ですが、問題は休めるか、です。

それに準備も。まずは休めるか、です。とりあえず上司の鬼丸さんに相談してみました。「兎に角請求漏れのないようにね！月末跨ぐってのはそう言うことだから！」簡潔且つ的確、さすが必殺仕事人です。と言うわけでは上司からはOKをもらえた雰囲気になりました。ただいかんせんパフの仕事は個人で営業担当を持つので、何か抜け漏れを起こすといけません。また、最近ありがたいことに大きな金額の発注をいただいていたので、その納品も滞りなく行わなければいけません。そもそも納品管理自体いままで単発の案件を受け持つことが多かった私にとって、大きな金額の納品は休みがあってもなくても一苦労でした。今まで作ったこともなかったガントチャートを作り、社内のメンバーに頭を下げ、いつまでに何ができるか整理する。「なんてこった、超大変じゃないか」なんて心の中でぼやきながらなんとかかんとか納品を進めました。と言うわけで納品もなんとかなりました。（これを書いているのは旅の１日目の飛行機の中なのでもしかしたらこの後とんでもない漏れをしでかしている可能性はあります。）

そしたらようやく旅の準備です。ケニアは大丈夫なのですが、経由するエチオピアが黄熱病の危険地域のため、黄熱病のワクチンを打たねばなりませんでした、都内では大体五箇所くらい打てる場所があるのですが、予約が取れなかったり、ど平日に行かなきゃだったり、料金の支払いが切手じゃないといけなかったり、出発の10日以上前に打たないといけなかったり、まあまあ面倒です。こちらもなんとか済ませることができました。（その後空港で狂犬病注意！と言うポスターを見て「もっと打っとけば良かったのかな」と心配性を発揮します。） またケニアはビザが廃止されたため、ETAで入国できます。こちらは割と簡単にネットで取得できました。

そして最終的なパッキングは出発当日、夜の便に対して丸っと有給を取り、昼間に用意を進めました。強いて言うなら、わざわざ地球の歩き方のケニア版（誰かほしい人いますか？）を買ったのに持ってくるのを忘れました。その代わり、寮のメンバーに勧められた凪良ゆうの『汝星の如く』を持ってきてました。（この後この本は私に壮絶なメンブレを引き起こします。）

と言うわけで無事ケニアへの準備が整いました。会社のチャットやメールもほどほどに見つつ、ついに離陸です！



空港にいたゲーミング招き猫を添えて