こどもができました。
作成日:2024.11.12
どうも、大岡です。
前回、大きなイベントを控えている的な匂わせをさせていただいておりましたが、11月5日13時14分、なんと52歳にしてはじめて父親になりました。
元気な男の子で名前は丈流(たける)です。
画数とか気にするのはナンセンスかなーと思ってましたが、知人の「自分の名前を調べた時に運勢いいって出たらうれしいに決まってるじゃないか」の一言で姓名判断もしっかり見て名付けました。
きっかけは今年2月に逝去した愛猫鬨丸です。
17年一緒にいた私と同様、もしくは私以上に奥さんが悲しんでくれて、この先ずっと一緒に愛する存在がいてもいいよなーとなんとなく思っていたら程なく懐妊がわかりました。
生まれ変わりだったらいいね、なんて話しています。
私は末っ子で大学からはひとり暮らしだったので、身近に妊婦さんがいたことがなく、日に日に大きくなっていくお腹を毎日不思議な気持ちで眺めていました。
逆子が治らず帝王切開になりましたが、パンパンに張った臨月のお腹から生まれてきた我が子の生まれたてのむくんだ手とか小さすぎる爪とか見えているとしか思えない視線とか、細かなところにいちいち感動したりします。
当たり前すぎる感想ですが命って不思議だなあと。
この年で父親にしてくれた奥さんには感謝しかありません。
ありがとう。
里帰り出産だったのでまだ一緒に住んでいるわけではないし、苦労も奥さん一人に押し付け中ですが、自然と飲みの席でも子育ての話になります。
昨日、私が神と崇める先輩と飲みました。
彼女は40くらいで出産、お子さんは中学生で、仕事もとんでもなくできる人です。
その人の金言。
「待つことが当たり前」
何事も自分の思い通りにはならないことを前提に、自分の思う方に誘導しない。
手を差し伸べたくなる気持ちをぐっと抑えて本人がどうしたいかを見守る。
その繰り返しだよと。
私は基本めちゃくちゃせっかちで、すぐ答えを出したがる。そしてその答えになぜかとても自信があるもんだからそれを人に強要する面があると自覚しています。
意識しなくても子供にも「どう考えてもこうでしょ」という答えを提示してしまう可能性が多分にある中で、この「待つ」ということに対してしっかり向き合わねばと思った次第。
そして、折しもその日のコンサル会議では若手育成をテーマに議論をしていました。
その中で一番刺さったのが、「タスクに落とす(=答えを見つける)過程こそが面白いのに、短時間で迷わず取り組めるようにと若手に仕事を渡す時にタスクとして渡してしまっているからやりがいが無いのではないか?」という意見。
同じだな、と。
答えを出してあげることは助けてあげているようで相手の成長を阻害する、という点で若手育成と子育ては似てるのだと気づきました。
その話を先輩にしたら「子育てするとマネジメントが変わるよ」とのこと。
これから自分がどう変わっていくのか、楽しみに仕事も子育ても頑張ろうと思います。