株式会社パフ2025年 新年ご挨拶 吉川安由
作成日:2025.1.6
皆さま、明けましておめでとうございます。パフの吉川でございます。
昨年の2024年は、対面で会うことへのハードルが減り、これまでお会いできなかったお客様や学生さん、パートナーさんと直接会うことのでき、心が温かくなる瞬間がたくさんありました。
また人数限定ではありますが、リアルなセミナーも数回開催することが
でき、お客様同士が真剣に自社の採用について語り合う姿を見て、心が熱くなる瞬間がたくさんありました。
直接お会いできていない皆さんもまだまだ多いのですが、改めて我々は、たくさんの方々に支えられ、色んな問いかけをもらいながらここまで来ることができたのだと実感できました。
皆さま、旧年中は、本当にお世話になりました。
そんな対話であふれた2024年。
特に印象的だったのは、11月に開催したセミナーで、前Jリーグチェアマンであり、現日本バドミントン協会会長の村井さんのお話です。
【生業(なりわい)文化論】
自社の生業(なりわい)から必要な人材の要件を考える、というお話。
自社の事業の起こりはどこにあるのか?
昔も今も何を生業にして、自社は存在しているのか?
どの会社も欲しいオールマイティな人材ではなく、
“なりわい”に共感・納得し、それを推し進めてくれる人材を探そう。
採用の原点を見直すきっかけとなる素敵なお話でした。
では、パフの“なりわい”は何か?
そんな問いかけをうけた3名が、スタッフブログに綴りました。
▼石上夏花(カカ)の考える「パフのなりわい文化」とは?
https://www.puff.co.jp/column/20241125ishigami/
▼吉川安由(あゆさん)の考える「パフのなりわい文化」とは?
https://www.puff.co.jp/column/20241203yoshikawa/
▼大岡伸次(オオオカサン)の考える「パフのなりわい文化」とは?
https://www.puff.co.jp/column/20241211ooka/
“なりわい”を考えることは、過去から今に至るまでの自社を見つめ直す
きっかけになりました。そして、自分から出てきた言葉を見つめることで、この後の未来にも目を向けるようになりました。
12月初旬に書いたブログで私は、パフのなりわいを【信じる】と定義していますが、その後も、「本当にそうか?」と自分に問いかけていました。
そして先日。年末の帰省で、もう一度ゆっくり読みたい本を新幹線で読んでいた時、パフの“なりわい”は、【コンパッション】の方が近いのでは…?
と気づいたのです。
「コンパッション」とは、一言でいうと「思いやり」。
相手や自分を、理解し、共感し、幸せを願う力のこと。
失敗を批判ではなくフィードバックとして受け止め、冷静に問題を分析し、長期的な視点で、新たなアプローチを試みることを恐れないこと。
(詳細は、伊達洋駆さん著「イノベーションを生み出すチームの作り方
~成功するリーダーが『コンパッション』を取り入れる理由」~ をご覧ください)
「わたしとあなた、そしてわたしたちの未来が良くなると信じる」
そんな私の思いにスッとなじむ言葉でした。
自分の発した言葉の意味や背景を、もう一歩掘り下げて言葉にすること。
考え抜いて出した自分の結論にも、怖がらずに問いを立てていくこと。
2025年は、そんな一年にしたいな、と素直になることができた瞬間でした。
皆さんの会社の“なりわい”は、なんでしょう。
考えたことをぜひ我々パフのスタッフに投げかけてみてください。
2025年は、皆さんと一緒にうんうん唸りながら、考えて語ることを愉しめるパフでありたいです。
2025年元旦
株式会社パフ 代表取締役社長 吉川安由