2026卒採用絶賛活動中!パフ・新卒採用のリアルを大公開!(その1)
作成日:2025.2.18
おおきに!カカこと石上です。
パフに入社して7年11ヶ月目になりました!
パフでは、数年前から「委員会活動」といって毎年、社員が参加したい委員会を選んで参加するというものがあります。
委員会区分は、毎年会社が決めて発表されるのですが、今年は4つの委員会が立ち上がっています。
<新規社員の採用委員会>
新卒、第2新卒、中途など、パフに新たな仲間になってもらう人を集め、魅力づけし、見極めし、入社してもらう活動を推進する
<社員リスキリング委員会>
今後新たに発生する業務で役立つスキルや知識の習得を目的に、全社員が積極的に勉強する取り組みを推進する
<社内コミュニケーション委員会>
社員同士が安心してコミュニケーションがとりやすくなる関係を強固にする活動を推進する
私は昨年に引き続き、社員採用委員会に入って2026卒新卒採用に取り組んでいます。
入社した年から採用担当をやりたい!と続けているのですが(途中1年はお休みしました)、
今日はそんなパフ採用の最近をお伝えできればと思います!
まず、今年のメンバーは、
保坂さんが顧問となり、
嵐田さん・
笠原さん・
草深さん・
上口さん・
林さん、そして私です。
基本的には過去に採用担当を経験したことがあるメンバーで構築されていることもあり、委員会のキックオフではそれぞれがやってみたいことやパフ採用をこう変えたい!といったことを共有。
盛り上がり、とても良い雰囲気でスタートし、あれもやろう!これもやろう!と色々と取り組みたいことが出て、それぞれ役割分担しながらもみんなで進める、といったやり方で始まったのでした。
しかし・・・限られた期間の中で、あれもこれも!とやり始めたことで「納得できるまで考えたい人」や「とにかく進めていきたい人」、「よく分からないけどこれで良いのかな?と漠然と不安な人」など、メンバーそれぞれに色んな気持ちが生まれ始めました。
各自にモヤモヤが生まれる中、採用活動を行っていたのですが、気がつけばお互いに言いたいことが言えずやらねばいけないことをすすめるだけの関係へとなり始めました。
そんな中、今の採用活動の進め方について再度見直そう、今思っていることをお互いで伝えよう、という場を設けました。
心理的安全性を担保し、お互いのことを否定せず、思っている本音を話す、そんな打ち合わせです。
一人ひとりが今思っていることをその場で伝えることで、それぞれが何にモヤモヤしているのかということが明らかになってきました。
採用活動の意思決定に違和感のある人、今の採用方針で本当にいいのかと疑問を持っている人、本当に思っていることが言いづらくモヤモヤしている人など、お互いの違和感を言語化し伝え合い、またそれぞれが前向きに取り組むことができ始め、今年の採用戦略が少しずつ構築されてきました。
これまではターゲットやペルソナを明確には持たず、「パフっぽい」をそれぞれが言語化して行っていた採用活動ですが、今回はターゲッティングペルソナを明確にし、集客施策も対面のイベントに焦点を当てて学生さんとの接点を増やして行きました。
例えばペルソナは・・・
こんな風に考えたりして、集客施策について検討していきました。
そして今回、パフが集客施策としてメインの主軸に置いたのがパートナー企業でもあるナイモノ社の「
ジョーカツ」イベントです。
「ジョーカツ」とは、主に地方に住む学生さんが一週間東京に上京し、シェアハウスで生活をしながら就活するというイベントです。
月曜・水曜・金曜はセミナールームに集まって、企業のプレゼンテーションや座談会・面談を経ていろんな企業を知り、火曜・木曜は前の日に知り合った企業の会社説明会や企業見学に対面で訪問するという建付けになっています。
パフとして対面のイベントに出展するのは数年ぶり。
ターゲットやペルソナに対して、どういった初期設定を持とうか、どういう話を伝えて興味喚起しようか、といったことを考えながらプレゼンテーションを組み立て座談会や面談に関しても構築をしていきました。
イベント冒頭の5分間のプレゼンではこんなことを伝えています。
出展当初は学生さんに面白がってもらい多くの方に翌日の会社説明会にお越しいただきました。
一次選考、二次選考に進んでくださる学生さんが昨年以上に行ったこともあり、もともと戦略時点で立てていたKPI(目標値)照らし合わせながらイベントの追加出展や選考の移行率などを検討していきます。
また、会社説明会ではこんなことを伝えていました。
しかし・・・時期や回を重ねるごとに会社説明会への希望が少し減って来たのです。
最初はたまたまかな、と思ったりしていたのですが、複数回にわたり説明会への参加や選考辞退というものが少し目立つようになってきました。
それに伴ってまた委員会内の雰囲気も、やらねばならないことをやっている、そんな感覚になる瞬間も増えてきました。
今年の1月、会社説明会に社長の吉川さんに登壇してもらった日のことです。
今年のパフの説明会は朝昼夜の時間に開催していますが対面の夜の会においては説明会の後任意の参加ではありますが懇親会を開催して色んな社員との交流を深めてもらっています。
吉川さんにはその対面の夜の会に参加してもらいました。
そして翌日、顧問の保坂さんからこんなメールが委員会メンバーに届いたのです。
(一部抜粋、編集)
―――――――
採用委員会の皆さん、
昨日の説明会の感想を吉川さんからいただきました。
この吉川さんの意見を踏まえ、説明会に参加した平原さんにもヒアリングして
説明会のテコ入れが必要と、私も判断しております。
どのように取り組んでいくのがよいか相談させてください。
ーーーー以下ヨシカワさんからの感想シェア
(耳が痛いこともあるかもしれないけど、より良い採用のために必要と思うので、ぜひ見てください)
▪️人の良さ、面白い人たちが働いていることはわかった
→パフのメンバーは雑談が上手。楽しい話をしてくれるし学生にちゃんと興味を持って聞いてくれる。
いい人たちが多い会社だから!と学生さんが志望してくる理由がわかった
▪️説明会で第一志望につながるプログラムに至っていない
理解促進を意識した網羅的な内容にあえてしているのかもしれないけれど、もしかしたらこの説明会はまだまだ興味喚起と共感形成の段階なのかもしれない。
プログラムの改善ポイントは以下かな?
- 一方的なプレゼン、質問会の形式なので、情報を浴びせられている感じ
→興味喚起、共感形成ができていたら情報過多ぐらいがよいが、学生さんに「自分は何が知りたいのか?」を考えてもらうようなプログラムが冒頭にあってもよい。
パフは採用支援の会社なので、プログラムの中に彼らに気づきを提供できるプログラムが入っていることはうちの事業を体感してもらううえでもマストではないか
→「パフで最初に営業をやるのは、全ての業務を網羅的にできるから。社会人の基本スキルがすべてセットできるから」
「営業の仕事でつらいのは、残業、テレアポ、マルチタスク」
これって本当にそうだっけ?全ての営業をさせる会社に言える表面的な内容では…?
パフの生業は?と思った時に、営業をやる意味も、若手が陥る辛さももっと違うことがある気がする!もっとリアルを語ろうよ。もっと何に貢献できているか真剣に語ろうよ。
小さい事例でよいから、みんなが心が入ったエピソードを語れるようになってほしい・・・
→例えば昨日は評価方法の質問がありました。学生は、結果でなくて過程を評価してくれる会社かどうか?を知りたかったのだけど、評価方法の詳細な説明をしてしまっていた…これ多くの会社がよくやっちゃうイケてない質問回答の典型です。
学生の質問の意図は何か、双方向で確認して、これも具体例、エピソードで回答してあげないと学生は全くイメージできない。練習しよう
―――――――
このメールを受け取った私は何とも言えない悔しさや焦りでもどこかハッとしたところがありました。
なんとなく今の説明会がよくあるありきたりな説明会になっているのではと感じていたのです。
そして翌週、委員会メンバーと吉川さんそして平原さんにもご参加いただき、パフ社内で「名物・つきしま村塾」を開催することになりました。
テーマは「イケてる採用担当とは?」。
一人一人にとって自分の思うイケてる採用担当を言語化して共有する。
そこからいろいろな問いを出してみんなで議論をしていく。
途中、お酒を飲んだり、ピザや食事を食べながら、ブルーシートの上で喧々諤々、自分の考えを発信したり相手に問いを投げてみたり正解不正解ではなく自分を主語にして語り合って行く。
パフが創業当時から行っているこのイベントを社内で開催したのです。
▼詳細は保坂さんがブログにつづってくれています!
https://www.puff.co.jp/column/20250210hosaka/
結果として、このつきしま村塾は、私にとってかけがえのない時間でした。
中でも私が一番印象的だったのは、自分自身が今イケてない採用担当であるということに気付いたことです。
採用担当そのものは、入社一年目からやっていたこともあり約七年から八年ぐらい担当していたので、自社のことを説明するプレゼン力や雰囲気づくりなど、今の私はイケてる採用担当である、と心のどこかで思っていました。
しかし、イケてる採用担当というのはただ学生さんとのコミュニケーションがうまいといった、それだけではないということに気がついたのです。
というのも、イケてる採用担当というのは学生にとっていけているだけでなく自社にとって社会にとっていけているというようなそんな観点もあることにつきしま村塾の中で気づかされました。
自社にとってイケてる採用担当というのは、自社のリソースを活用し時に交渉しながら自社にとっての最適な採用活動に落とし込んでいける人。会社の経営理念やビジョンに基づいた仲間探しができる人。
そして社会にとってイケてる採用担当というのは、目の前の学生さんにとって最適な就活というのは何か。そこに上下関係はなく、目の前の学生にとってのキャリアを一緒に横に座って考えてられる人だと思います
このつきしま村塾での気づきはメンバーそれぞれ違う物だったと思いますが、このイベントを通して、委員会改めて採用活動というのはパフにとって学生にとって、そして、社会にとってイケてるものにしたい、と強く感じられた時間でした!
そして、このつきしま村塾開催後。
今、パフの2026卒採用は魅力付けのプロセスを再度ブラッシュアップし会社説明会もガラッと変えました。
まさに今日からそのリニューアルした会社説明会がスタートします。
その結果はいかに?
また来月このブログでご報告ができればと思います
全国の採用担当の皆さん共にいける採用担当を目指して頑張っていきましょう