進級をする仲間と自分に向けて。おめでとう、そしてありがとう。
作成日:2025.3.27
年度末の3月は出会いと別れの季節。
社会人も部署異動や役職変更など様々な変化があり、各地で歓送迎会が行われています。私も身近なコミュニティから、お世話になったお客さまに至るまで…たくさんの挨拶をした1か月でした。
が!
私自身…同じ会社に20年勤務し、勤務地が1か所の当社は良くも悪くも転居もなく、部署異動もせいぜい席替え程度。そんな職場環境におりますと、誰かに「今までありがとう!うるうる( ;∀;)」みたいな経験がありません笑。
誰かに寄せ書きを書くことは数知れず!しかしながら書いていただいたこと、改まって感謝の言葉をかけられたことは20年間、ほぼ無縁状態。正直「うらやましいなぁ」と思うこともあります。花束とかプレゼントとか、もらうとどんな気持ちになるのか味わってみたい!
だからこそ、私は声を大にして言いたい。
桜のつぼみが膨らみ始め、春の足音が聞こえてくるこの季節。4月になって進級した自分に対して「ありがとう」と。そして、1年間辞めずに頑張って進級してくれた仲間たちに「本当に頑張ってくれて、ありがとう」と。
以下、エモく、文章にしてみます。
2024年度。一年を振り返ると、決して平坦な道のりではなかった。新しいビジネスフェーズ、浮き彫りになる組織課題。業務過多で仕事と家事育児の両立に何度も心が折れそうになりながら、それでも這いつくばって乗り越えてきた。お客さまの期待に応えられず残念な気持ちになった時もあった。努力しても報われないのではないか、もうダメかもしれないと、心が沈んでしまう時もある。そんな時、これまで積み重ねた20年の歩みが私を支えてくれた。
「諦めたらそこで終わりだよ」 … スラダンかよ!
「もう少しだけ頑張ってみようよ」 … アオハルだよ!
過去の自分が僕に語りかけてくる。それは経験してきた後悔や挫折、そして、そこから得た教訓。それらが、今の自分を支える力になっている。過去に積み重ねてきた努力、乗り越えてきた困難。それらがあったからこそ、今の僕がいる。今こうして前を向いて歩き出せているんだ。
4月。
また一つ歳を重ねる。感謝や花束とは無縁の進級であっても、僕は「今ここにいる」自分で自分にメダルをあげたい。そして、何より1年間頑張ってくれた、もがいてくれた仲間たちにも感謝したい。
1年間、新入社員だったあなた。
2年目になり、新メンバーが加われば、ちやほやされる対象は、一瞬で移るであろう。
でも、もがいてくれたあなたの姿を僕は見ていたよ。
3年目になる君。
2年目こそ実は大変で、見える世界が増えた分、葛藤も多くなったと思う。
心と体のバランスを取るのも難しかったはず。それでも2年も同じ組織にいてくれたこと。
これは当たり前のことじゃないからね。僕も2年目までは毎日苦しかった。
ブログが長くなるから以下同文的な扱いになるけど笑、4年目以上のみんな。20年戦士の僕はね、今の自分ではなく、過去の自分にめちゃくちゃ感謝しているんだ。過去頑張ってくれた自分がいるから今の自分がいることを痛感しているから。進級は、ゴールではなく、新たなスタート。新しい出会い、新しい挑戦、そして、新しい困難が待っているかもしれない。でも、大丈夫。過去の自分が、いつもあなたを支えてくれていると思うよ。
だから、伝えてほしい。過去の自分に、心からの感謝を。
「ありがとう。あの時、諦めないでいてくれて。頑張り続けてくれて。今の私に繋げてくれて、本当にありがとう。」
そして、未来の自分へ。
「これから、どんな困難が待ち受けているか分からないけれど、過去の自分を誇れるように、今できることを精一杯頑張るよ。そして、いつか、未来の自分が、今の自分に『ありがとう』と言えるように。」
桜の花が咲き誇る頃、僕はまた一つ、成長した自分に出会えるだろう。過去の自分、現在の自分、そして未来の自分。全ての自分に、心からのエールを送りたい。
「進級おめでとう。そして、ありがとう。」