こんにちは。今週は4月に入社する皆さん向けの研修講師で、ホテルに泊まりこみ中の社長・ヨシカワです。
まっさらな新人の皆さんへの研修は、責任重大でプレッシャーもありますが、素直にぐんぐん成長していく姿を横で見られる充実した時間。ほんとありがたいですね。
私が、毎年、新人の皆さんに、必ず伝えていることがあります。
それは【IQより愛嬌】。
私が内定者の時に当時の研修講師から言われた忘れられないコトバ。
私でも社会人として活躍できるかも?って勇気をもらったコトバ。
どうしてそんな大切な言葉になったのか?
3年前、サトミンこと里見さんが書いていたメルマガのコラムに書いていたので、以下、転載します。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
【コラム】あなたの働く上で大切にしていることを教えてください
第1回:「IQより愛嬌」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
‟顔の見える採用”とは‟定着と活躍を見据えた採用”だ。と創業以来こだわり続けてきたパフ。
その根底にあるものは、“自分らしくワクワクイキイキと働き続けてほしい”という願いです。
今、自分らしくワクワクイキイキと働いている社会人の皆さんが、なぜ、前向きに働けているのか。どんな価値観を大事にしているのか。
その根幹を知りたいと思い、本テーマでコラムをお送りします。
十人十色のはたらくに関する価値観・考え方を知るコラム。
第一回目は、パフの社長である、吉川さんです!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
0)まずは自己紹介をお願いします!
株式会社パフで代表取締役社長を務めています、吉川です。社内ではアユさんと呼ばれることが多いですかね。
新卒一期生としてパフに入社して22年目。社長になって2年目の新米経営者です。
新コラムのトップバッターと聞いて、少し緊張しています。ドキドキ。
1)さっそくですが、あなたが働く上で大切にしていることを教えてください。
「IQより愛嬌」
2)それはどんな意味ですか?
私がパフで働きだしてすぐの研修で講師の方に言われた言葉なんだけどね、サトミンは会ったことあったっけ?テラさん。
私の父と同級生だから今年75歳になる営業研修のプロから言われたのだけど…、「上手くやろうとするな。知識の豊富さやロジカルさなんかよりも、大切なのは“一生懸命お客様のお役に立ちたいという姿勢”だ」という意味だと、私は解釈しています。
3)それを大切にされている理由は何ですか?
この言葉をもらった時、私はすごく嬉しかったのね。私、勉強が苦手でしょ。さらにロジカルに考えたり相手に分かりやすく話したりすることも苦手。若い頃は、それを引け目に感じていたんだよね。でもいつも元気に一生懸命に相手を思いやることなら、私にもできそう!って思った。私でも活躍できるのが「営業」という仕事なのかな、だから私はパフで営業として採用されたのかな、と自分に自信が持てるキッカケになった言葉。
そこからは、「不得意なことを直すより、得意なことを伸ばせばいい!」と開き直れてね。自分の社会人生の道がバーーッと広がっていったね。
4)それを大切にするようになったキッカケは何ですか?
テラさんによる研修で、商談の「ロールプレイング」をしていた時。私たち新人が営業役としてお客様役のテラさんに営業するんだけど、全くダメダメで…。呆れたテラさんが「よし、じゃあお手本として、新入社員の営業をやってみる」と自分が営業役をやってくれたのね。それがま~、面白かった。当時50歳を過ぎるオジさまのはずなのに…“可愛げ”100%!
「はい!」とか「勉強になります!」とか「それはどうしてなんですか?」とか、汗をかきながら必死にお客様役の私の話を聞いてメモしてくれるの。気づいたら、テラさんに自社の現状や裏話まで、何でも話してしまったんだよね。
ロールプレイング終了後、テラさんにそのことをフィードバックしたら、「営業は、IQより、愛嬌たい!(熊本弁)」と元気よく返された(笑)でも、「あ~、そういうことか!!」と深く気づかされた瞬間だった。
5)それを大切にしてきて、良かったことはありますか?
分からないことは「分かりません、教えてください」と、素直に言えるようになったことかな。
それまでは「デキる自分でいないと!しっかりした人と思われなきゃ!」と思っていたので、“分かりません”とか言っちゃダメとか思っていた。でも分からないと言ったら、不思議とお客様は嫌な顔一つせず、懇切丁寧に教えてくれるのだよね。時には叱られつつ…、本当に熱心に私を指導してくれた。
そして当時指導をしてくれた皆さんは、人事を離れた今でも、プライベートでも関係が続いていて…社会人の先輩ながらも、なんでも相談できる友人のような存在でいてくれている。
仕事がうまくいくだけでなく、社会に出て同志と呼べる人たちができるなんて!本当によかった。これも、愛嬌を大切にして素直になれたおかげかな。
6)今後、それを大切にしながらどんな風に働いていきたいですか?
これからもカッコつけず、地に足のついた生き方をしたいな。
お天道様に恥じない、一番自分をよく知っている“自分”にウソをつかない人生を送りたい。
「あるがままの自分」をきちんと受け入れつつも、自分の世界をどんどん拡げていく努力は続けていきたい!
7)最後に、メルマガを読んでいる皆さんにメッセージをお願いします!
いつもメルマガを読んでいただいてありがとうございます。株式会社パフもカッコつけず、お客様、パートナーさん、学生さんと一緒により良い就職と採用の世界を創っていく会社であり続けたいと思っています。皆さまからの熱いご指導、ご意見、ご提案で成り立つ会社ですので、思ったことは遠慮なく、私含めて弊社スタッフにぶつけていただけますと嬉しいです。
そして、創業より続くパフ通信を毎月楽しみにしているイチ読者として、皆さんの次なる投稿を、楽しみにお待ちしております♪
―――転載は、以上―――
48歳年女となる今。
やっぱりIQより愛嬌を大切にしたいな、と思います。
明日も愛嬌たっぷりの研修、頑張るぞ!!