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みんなの語り場‐パフ通信‐2013/06/25 Vol.20

更新日:2013.6.25

職サークル運営事務局 株式会社パフより皆様へ送るメッセージ


 


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           みんなの語り場‐パフ通信‐


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※このメールは株式会社パフ及びマジックドラゴン株式会社のスタッフが


名刺交換させていただいた社会人のみなさんと、職サークルを通じて出会っ


た学生のみなさんへお送りしています。


─────────────────────── 2013/06/25 Vol.20──


 


 


 皆さん、こんにちは。パフの吉川です。


 


 先日、ある採用責任者の方がfacebookでこんな投稿をシェアしていました。


 


 ―自分に自信をつけるには、約束を守ること。もし、自分を元気にしたいと


  思ったら、自分で自分に小さな約束をして、それを守る。


  小さな約束でかまわない。自信は、守っている約束の数に比例する。


  大きさではない―


 


 私も営業を始めた新人の頃は、自信がなく毎日自己嫌悪に陥っていました。


 ある時「訪問したお客様には必ず手書きのお礼状を書こう!」と自分ルール


 を作って続けていたら、不思議と多くの方からご発注をいただけるようにな


 り、自然と自信がついていたことを思い出しました。


 


 「○○企業から内定をもらう!」なんて大きな約束でなくて、「会社説明会


 に参加したら必ず質問をしよう!」ぐらいの小さな約束を積み重ねていけば、


 いずれ、大きな約束を果たす人になるのかな、と思います。


 


 新人時代に守っていた小さな約束。最近少し軽視していたかな、と反省して


 います。まずは1つ、自分と小さな約束をすることに決めました。


 


 では、本日のメルマガいってみましょう。


 


 


 


■□■ CONTENTS ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 


【Ⅰ】僕の就職活動    :パフの新入社員!溝渕による、人より2年以上


              長い(?!)就職活動の振り返りコラムです


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【Ⅱ】採用ってなんだろう :代表の釘崎とパフスタッフが交替で、採用に


              関わる方へのメッセージをお伝えします


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【Ⅲ】職サークルの今   :職サークルの最新情報をお伝えします


 


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【Ⅳ】編集長のつぶやき  :編集長の大野が「はたらく」を通じて感じ


              たことをつぶやきます


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            【Ⅰ】僕の就職活動


           


こんにちは!新入社員の溝渕純平と申します。


このコーナーでは、僕がどのような就職活動をして、なぜパフという会社に


入ることを決めたのか、皆さんに、余すことなく伝えていこうと思います。


僕の就職活動は、決して順調に進んだわけではありませんが、紆余曲折が多


かったぶん、伝えられることもまた多く、納得して就職先を決めることがで


きたという点で、成功であったと自負しています。


 


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★旧メルマガバックナンバーはこちら http://puff.weblogs.jp/message04/


 


第30回、最終回の今日は、僕がパフに入社を決意したお話です。


 


∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴


 


「自分で自分に内定を出す」という、聞いたこともないシステムには面くらっ


たが、僕の気持ちは揺るがなかった。働く覚悟なら、もちろんある!


すぐにその場で内定宣言しようとする僕を制止し、社長は言った。


 


「気持ちは嬉しいが、お前、内定がほしいだけじゃないのか?


 自分の人生がかかった大事な選択なんだから、もっとしっかり考えろ!」


 


一週間の猶予をもらい、改めてきちんと考えてみることにした。


 


社長の言うとおり、僕はただ、内定がほしかっただけなのだろうか?


いや、そんなはずはない。今までそれなりの数の会社の話は聞いたが、心から


「この会社で働きたい」と思えない会社は途中で辞退してきた。パフこそ自分


の運命の会社だと思う。


 


しかし、それは自分の勝手な思い込みなのだろうか?


こんなよくわからない、名前もダサい零細企業に入社することは、客観的に見


るとバカな選択なのだろうか?


 


いくら考えても、不安は尽きなかった。しかし、パフで働く自分の姿を想像し


たときのワクワクした気持ちに比べれば、そのどれもが、ほんの些細なことに


思えた。


 


どれだけ時間をかけて考えても、多分不安がなくなることはないだろう。でも


僕には、この先どんな困難があっても、それを乗り越えてみせるという覚悟が


できていた。会社がどうとかではない。入った後の自分次第だ!


 


一週間後、僕はパフの全社員の前で内定宣言を読み上げた。


 


・決して諦めず、言い訳をせず、困難に挑むこと


・学生と企業のために死力を尽くすこと


・人から感謝される立派な社会人になること


・先輩や社長を超えて、社会により大きな貢献をもたらすこと


 


これらを誓い、覚悟を持って入社することを高々と宣言したのだった。


全社員から盛大な拍手で迎えられ、僕はパフに入社した。


 


振り返ると、長い道のりだった。


 


就職活動を始めたころの僕は、大学の先輩のコネをアテにして、どこでもいい


から入ろうとした。


 


そしてコネ入社の道がなくなると、面倒な就職活動は早々に打ち切り、逃げる


ように大学院進学に切り替えた。


 


ほとんど授業にも出ず、バイトとサークル漬けの生活を送っていた僕が、難関


と言われる大学院入試に合格できるはずもなく、あえなく不合格。4年生の冬


になっても進路が決まらない危機的状況の中、背水の陣で臨むはずだった大学


院入試後期試験には、さらっと出願し忘れる始末。


 


我ながら、なかなかのアホだ。


 


そんな僕でも、就職活動を通して自分と徹底的に向き合い、たくさんの尊敬で


きる社会人と出会い、多くの失敗と少しの成功を積み重ねて、少しずつ成長で


きた。そして最後には、素晴らしい会社にめぐり合うことができた。相変わら


ず不器用で失敗も多いが、今では日々充実した社会人生活を送っている。


 


もしもこの先、あなたが迷ったり、苦しくなったときには、このコラムを思い


出してほしい。こんなアホでも、納得して就職することができた。


 


あなたにも、お互いに惹かれあう、合う会社がきっとある。


 


だから心配せずに、ありのままをさらけ出して、自分の信じた道を突き進んで


ほしい。


 


 


☆★☆★☆★☆★☆★☆


 


コラム「僕の就職活動」はこれで終了します。1年間お付き合いいただき、あ


りがとうございました。ご存知の通り、私の就職活動は、決して堂々と語れる


ようなものではございません。遠回りすぎて、参考になる話はなかったかもし


れません。しかし、それにもかかわらず、たくさんの方から応援のメッセージ


をいただき、初対面の方にも「メルマガの人」として認知していただけたこと


が何よりも嬉しかったです。心より感謝申し上げます。私は一旦メルマガから


は離れますが、職サークルのイベントや企業様向けのセミナーで、またお目に


かかれればと存じます。最後まで読んでいただき、本当にありがとうございま


した。


 


‥‥【執筆者紹介】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


溝渕 純平(みぞぶち じゅんぺい)。香川県出身。大学受験で1年浪人し、


筑波大学人間学群心理学類に入学。2年の休学を経て、大学をぎりぎり卒業


し、なんとかこの4月に株式会社パフに新卒入社を果たした。現在は営業と


して、企業の採用課題に向き合っている。自分が学生時代に感じていたこと


と、企業の採用課題とを掛け合わせ、より良い就職と採用を実現すべく奮闘


中。プライベートではバレーボールと自動車をこよなく愛する。超甘党。愛


車はST202丸目4灯セリカ。セリカ、愛してるよセリカ。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥         


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           【Ⅱ】採用って何だろう 


 


こんにちは。パフグループ(株式会社パフとマジックドラゴン株式会社)の


代表を務めている釘崎です。


 


さて、ついにこのコーナーも最終回を迎えることとなりました。


 


パフの長いメルマガの歴史からすると(今年で16年なんです!!)比較的、短


命に終わってしまったこのコーナー。正直なところ不人気なもので、打ち切


りになってしまったんですよね(苦笑)。


 


振り返ってみて、このコーナーの「採用って何だろう」という漠然としたタ


イトルでコラムを書くのは、かなり難しかったです。


 


何でも書いていいはずのコラムなのに、なんだかとてもぼんやりしたインパ


クトのないものになってしまったな、という反省があります。


 


☆☆☆


 


しかし、翻って上の溝渕君のコラム。


 


こちらのコラムは、一部のファンからは根強い人気がありました。


 


外で初めてのお客様や、ご無沙汰しているお客様にお会いするとよく、


 


「いやあ、御社のあのセリカ好きの新人の名前なんでしたっけ?


 ああ、そうそう溝渕君。その溝渕君のコラム、面白いですよねー。あれだ


 けは、毎回必ず読むようにしてるんですよー」


 


と言われます(「あれだけは」って、ずいぶんですよね、笑)。


 


実は彼の文章の校正を担当していたのは私なので(なんで新人の文章の誤字


チェックを社長がやるんだ?という突っ込みは置いておいて)、毎回欠かさ


ず私も読んでいたわけですが、確かになかなか面白い物語でした。


 


しかも全30回中26回は入稿締切が守れず、上司(今回、冒頭文を書いている


執行役員の吉川さん)にも、私にも、さんざん怒鳴られまくり、一時は本気


で内定取り消しを言い渡されそうになったことも、今となってはいい思い出


です(苦笑)。


 


☆☆☆


 


さて、そんな溝渕君のコラム。私は前回、彼にプレッシャーを与えるために


以下のことを書きました。再掲いたします。


 


---


 


|さて、私がなぜ、不器用で苦労しそうな溝渕君を不合格にすることができ


|ず、優秀で器用なA君を不合格にしてしまったのか。



|そこに、新卒採用の不思議さと、意味や意義が隠されているのだと思いま


|す。



|会社(経営者)が採用したいと思う人材は、いわゆる優秀な(だけの)人


|材ではない、ということです。どんなに優秀であっても、不合格となるこ


|とはあります。



|逆に、100社が落とすような人材であっても、合格とすることがあります。



|それはいったい、どうしてなんでしょうね。



|この答えは、ひょっとしたら次回(最終回?)の、溝渕君のコラムを読め


|ば分かるかもしれません。


 


---


 


しかし、さすが溝渕君。


私のこの問いかけに対して、何のプレッシャーも感じなかったようで、実に


飄々とした(というか意にも介さない)終わり方をしてくれたものです。


 


まったく苦笑せざるをえないのですが、こういう度を外れた「天然ボケ」な


ところ。しかも悪意がなく憎めないところが、私が彼を不合格にできなかっ


た理由なのかもしれません。


 


学業もよくありません(院試を2回も連続で落ちていますし、実はこの春の


学部卒業においても、彼は、教授に泣きついて単位をもらっているんです)。


 


仕事も遅いし、締切も守れません。まったくもって心配なことだらけです。


 


彼のことをよく知る私の経営者仲間は、こう語ります。


 


 「釘さん、あのタイプはね、将来大化けするか、あのまんま終わるか。


  まあどっちかでしょうね……」


 


もちろん私としては、大化けしてもらわないと困るわけですが(汗)。


 


☆☆☆


 


あらためて締めくくりましょう。私は、どうして彼を合格としたのか。


 


実は、よく分かりません。


 


 


え、えええー!?(今風に言えば、じぇ、じぇじぇじぇー!?)


 


 


しかし、ひとつ間違いなくいえること。それは「私は彼の可能性に賭けた」


ということです。


 


どんな会社からも内定を取ってくるような器用な人材ではないけれど、パフ


という(彼に似て)ちょっと不器用な会社だからこそ、入社したら結果を出


すために必死に頑張って、いつか大輪の花を咲かせられるような人材。


 


そんな人材なのではないかと直感的に思えたことが、彼を結果的に合格とし


た理由なのではないかと、あらためて思います。


 


彼のコラムが多くのお客様に愛されながら読まれていた、という事実は、存


外に(私の合格の判断は正しかったのかも…と思えて)嬉しかったりします。


 


彼がもし中途採用の応募者だったら、うちの会社に合格することはなかった


でしょう。


 


しかし、彼は合格した。これが「新卒採用」の面白いところです。


 


彼の不器用さに手を焼いている先輩社員たちも、彼のおかげでずいぶん鍛え


られているようです。これも新卒採用が企業にもたらしてくれている効用と、


生み出している素晴らしい文化だと思います。


 


☆☆☆


 


とうことで、私の「採用って何だろう」のコラム。なぜか史上最強の不器用


新人=溝渕ネタで、終了することになってしまいました。


 


短い間でしたが、みなさんご愛読ありがとうございました。


 


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           【Ⅲ】職サークルの今


 


 


(1)職サークル協賛企業 会社説明会のご案内


 


  http://shokucircle.jp/event/eventdetail.html?portal_event_id=43


 


 


(2)職サークル×日経新聞未来面 『うまれよ未来塾』


 


 「東進ハイスクール」を運営するナガセ・永瀬昭幸社長からの課題に挑戦


  http://shokucircle.jp/event/eventdetail.html?portal_event_id=42


 


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           【Ⅳ】編集長のつぶやき


 


学生の頃『大人』は人生に迷わずゴールに向かって淡々と進むのだと思って


いました。が、最近色んな方に取材して思ったのは、意外とみんなも迷って


いるということ。ゴールなんて誰も知らない。それに日々笑って泣いて淡々


となんていかない。ビックリするほど面白いことも起きる。当時の自分に会


ったら「ま、なんとかなるさ」と、背中をバシバシ叩きたい今日この頃です。


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今回の【みんなの語り場‐パフ通信‐】は以上です。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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■発行・編集:株式会社パフ 大野雅弥 https://www.puff.co.jp/


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