更新日:2012.10.10
職サークル運営事務局 株式会社パフより皆様へ送るメッセージ
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みんなの語り場‐パフ通信‐
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※このメールは株式会社パフ及びマジックドラゴン株式会社のスタッフが
名刺交換させていただいた社会人のみなさんと、職サークルを通じて出会っ
た学生のみなさんへお送りしています。
─────────────────────── 2012/10/10 Vol.3──
皆さん、こんにちは。パフの並木です。
最近、学生から「就職に有利な資格は何ですか?」と質問されることが数回
ありました。そう質問されるたび、私は次のような質問を返しています。
「資格もいいけど、それより良い就職活動ををするためにもっと大事なこと
があるんじゃないの?」(そんな資格があったら僕が知りたいです)
資格よりも大事なものって何でしょうか。
僕の考えは「企業との相性の良さ」です。どんなにすごい資格を持っていて
も、どんなに能力が高くても、組織と相性が悪ければ、力を発揮することが
できず仕事についていけなくなる。そんなところを、採用担当者はしっかり
見ているのではないかと思います。
他の考え方もあるでしょうが、就職活動を簡単に終わらせられる近道は存在
しないと思いますし、どう臨めばよいのかは、一人ではなかなか考えにくい
テーマです。 困ったときには、友人や周囲の社会人と話し合うなどして、
自分なりの答えを見つけてみてください。
では、本日のメルマガいってみましょう!
■□■ CONTENTS ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【Ⅰ】僕の就職活動 :パフ内定者・溝渕による、人より2年以上
長い(?!)就職活動の振り返りコラムです
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【Ⅱ】採用って何だろう :代表の釘崎とパフスタッフが交替で、採用に
関わる方へのメッセージをお伝えします
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【Ⅲ】Have a frank talk :みなさんに共通のテーマでお題を出させて
~腹わって話そう~ いただきます。立場を超えた議論の場として
是非、ご参加ください
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【Ⅳ】編集長のつぶやき :編集長の大野が「はたらく」を通じて感じ
たことをつぶやきます
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【Ⅰ】僕の就職活動
こんにちは!パフ内定者の溝渕純平と申します。
このコーナーでは、僕がどのような就職活動をして、なぜパフという会社に
入ることを決めたのか、皆さんに、余すことなく伝えていこうと思います。
僕の就職活動は、決して順調に進んだわけではありませんが、紆余曲折が多
かったぶん、伝えられることもまた多く、納得して就職先を決めることがで
きたという点で、成功であったと自負しています。
第13回の今日は、大学院試験当日パート2です。
現状は予想通り散々。はたしてこのまま何もできずに終わってしまうのか!
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大学院試験、一科目目の「英語」が終わった。
そして同時に、僕の中でもいろいろ終わった。
朝からハイな僕だったが、先ほどの「英語」の試験中には、徐々に冷静に現実
と向き合い始めていた。
そして今この状況に対して、冴えわたる僕の閃きと冷静な分析から導き出され
た結論は、「とりあえずやばい」であった。
「やばい…やばいやばいやばい…これはやばい、まじでやばい」
「英語」では開始早々に何も書けなくなった僕だったが、てんぱりながらも、
途切れ途切れの変な和訳を必死になって無理やり書いた。
もはやハイでもなんでもなく、ただ「やばい」しか考えられない僕には、
白紙の回答用紙をそのまま提出するなんてワイルドなことはできなかった。
この後は昼食をはさんで、二科目目の「心理学」だ。
これで全てが決まる。
さっきまでの「やばい」の嵐は、昼休みに入っておさまったのだが、代わりに
深い脱力感と絶望感が僕の心の中を埋め尽くしていた。
昼食は何も喉を通らない。
仕方ないので参考書を読み返してみたが、余計に虚しくなるだけだった。
「これからどうしようか…」
すでに諦めかけていたみじめな僕は、この先の自分の真っ暗な進路に想いを寄
せて、ただ途方に暮れるのだった。
そんなとき、参考書をしまおうとしたカバンの中で、母から贈られた御守りが
目にとまった。
僕は泣きそうになって、「自分はこの大事な状況で、何を考えているのだろう」
と、今の自分を恥じた。
まだ試験は終わっていない。僕にはまだ、できることがある。
さっきまでのことは一旦忘れて、今の自分のベストを尽くすことに、全神経を
集中させるのであった。
「心理学」の試験が、始まろうとしていた。
⇒家族のおかげで正気を取り戻せた僕。
果たして奇跡は起きるのか!
‥‥【執筆者紹介】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
溝渕 純平(みぞぶち じゅんぺい)。香川県出身。大学受験で1年浪人し、
筑波大学人間学群心理学類に入学。現在2年目の休学中。3学期に復学、卒
業した後、2013年4月から株式会社パフに新卒入社する予定。
「暇です」などと口走ってしまったために、パフの内定者インターンでは身
に余る仕事を任され、毎日朝から晩までヒーヒー言いながら奔走中。
プライベートではバレーボールと自動車をこよなく愛する。超甘党。
愛車はST202丸目4灯セリカ。セリカ、愛してるよセリカ。
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【Ⅱ】採用って何だろう
こんにちは。パフグループ(株式会社パフとマジックドラゴン株式会社)の
代表を務めている釘崎です。
マジックドラゴンの田代くんと交替で、このコーナーの執筆を担当していま
す。よろしくお願いします。
「採用って何だろう」というタイトルですが、あまりタイトルに縛られるこ
となく、日常の出来事から自由気ままに感じたことを書いてみたいと思いま
す。
☆☆☆
前回のコラムで、
「キャリアというのは、そのほとんどが偶然によって形成される」
と書いたばかりでしたが、一昨日(10月8日)まさにそのことを象徴するよ
うなニュースが世界中に流れました。
そう、山中伸弥氏(京都大学教授)のノーベル生理学・医学賞受賞決定のニ
ュースです。
山中教授は、最初は研究者ではなく整形外科医を志していたとのこと。中学、
高校時代は柔道部、大学時代はラグビー部に所属していた山中教授は10回以
上も骨折した経験があり、その都度、整形外科のお世話になっていたそうで
す。そしてこれが、整形外科医の道を歩きはじめたきっかけだったそうです。
ところが山中教授は外科医としては致命的に不器用だったそうで、研修医時
代、他の人がやったら30分で終わる手術を2時間くらいかけていたらしいの
です。山中をもじって「ジャマナカ」と言われていたとのこと。とても辛い
日々だったと語っています。
結局、整形外科医ではなく基礎研究の道を歩き直しはじめた山中教授ですが、
研究者としても成果の見えない日々が続き、すっかり自信をなくしてしまっ
た教授は、半うつ状態になり研究者を辞める直前まで追い込まれてしまった
とのこと。
そんな教授を救ったのが、たまたま採用された奈良先端科学技術大学院大で
の助教授の職。もう少しだけ研究を続けてみようという気になったそうです。
その後もいろんな偶然が重なって、絶対無理だと言われていた「iPS細胞
の作成」の成功に繋がっていったらしいんですね。
☆☆☆
もし手術が得意だったら、山中教授は今ごろ普通の外科医です。助教授の公
募を知らず研究者を辞めていたとしたらiPS細胞が生まれることもなかっ
たでしょう。
偶然が生み出したキャリアの不思議さを感じます。
分野はぜんぜん違うものの、我々ビジネスの世界にも同じようなことがたく
さんあります。
不器用だからこそ成長した社会人。幾多の失敗が生み出した成果。
いま不遇だからといって諦めたり腐ったりする必要なんてないんだと、山中
教授のキャリアを拝見し、つくづく実感します。
正解のない世の中だからこそ、何がどこでどうなるかなんて誰にも分かりま
せん。未来の可能性を信じて、たとえ辛くとも諦めずに(そしてある種)楽
観的に、努力を続けていくことが大切なんですね。
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【Ⅲ】Have a frank talk
~腹割って話そう~
このコーナーは、「就職活動に関する様々なお題について、学生も社会人も関
係なく自由に語り合おう」というコンセプトのもと誕生しました。テーマは月
1回のペースで変わります。みなさんの考えを是非お聞かせください。
第1回目のお題はこちら
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『あなたが思う「いい会社」とは?』
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先週までにいただいた社会人・学生の声はこちらから↓
https://www.puff.co.jp/mailmagazine/
いかがでしょうか。
学生・社会人の違いはありますか?両者を分けるものはありますか?シンプ
ルな一方、難しい問だったかもしれません。ただ「いい会社」を考えると、
働く上で大切にしたい価値観が見えてくると思います。みなさんにとっての
「いい会社」とは、どんな会社なのでしょうか?
では、今月から新しいお題に変わります。
第2回目のお題はこちら
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『あなたが思う「かっこいい社会人」の要素とは?』
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▼回答は以下宛先へお願いします。
event16@www.puff.co.jp
※本メールへの返信では無効になりますので、ご注意ください。
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【Ⅳ】編集長のつぶやき
先日、私の妹が職サークルイベントに参加しました。姉の“働く姿”に何を
感じたのか気になるところです。「大変なこともあるけど、実は結構楽しん
でるのよ、社会人も」。些細なことですが、それが伝わっていたら良いなと
思っています。働く楽しさ、身近な人にこそに伝えていきたいですね。
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今回の【みんなの語り場‐パフ通信‐】は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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