パフ通信 11月28日号 -火星人とくしゃみ-
日ごろお世話になっている皆様へ
株式会社パフより
───────────────────────────
このメールは、株式会社パフの社員・スタッフが名刺交換をさせていただいた
企業の人事・採用ご担当者様にお送りしております。【配信停止】をご希望の方
はこのメールの返信でご連絡くださいますよう、お願いいたします。
───────────────────────────
いつもメルマガを読んでくださり、ありがとうございます。
本メルマガ編集長のカカこと石上です。
--------------
二十億光年の孤独 谷川俊太郎
人類は小さな球の上で
眠り起きそして働き
ときどき火星に仲間を欲しがったりする
火星人は小さな球の上で
何をしてるか 僕は知らない
(或いは ネリリし キルルし ハララしているか)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ
万有引力とは
ひき合う孤独の力である
宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う
宇宙はどんどん膨らんでゆく
それ故みんなは不安である
二十億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした
--------------
先日、ふらっと寄った書店で「空の青さをみつめていると 谷川俊太郎詩集I」
(KADOKAWA)という本を買いました。
谷川氏が翻訳した「スイミー」(レオ・レオニ著)や「いちねんせい」を読んで
いた小学校時代を思い出し、懐かしいと手に取ったのですが、恥ずかしながら、
谷川俊太郎氏の詩をほとんど知らないということに気が付いたのです。
冒頭の「二十億光年の孤独」という詩。
「ひき合う孤独」、地球に仲間を欲しがる「火星人」、そして「僕は思わずくし
ゃみ」する。
一見、共通点がないように思うこれらの言葉ですが、なぜか私の中にはスッと
入ってきました。
朝起きて、会社に行って仕事をして、家に帰って、夜には眠り、また朝起きる。
このサイクルの中には毎日のようにドラマがあり、一日たりとも同じ日はあり
ません。
しかし、時たま「この先どんな人生を歩むんだろう?」とふと考えて、急に不
安になって、でも今を充実させようとまた日常に戻る、そんな瞬間があります。
この詩を読んだとき、これまで感じてきたその瞬間は、火星人とひき合う孤独
を感じていたんだと気が付きました。そう思うと、胸のつかえがスッととれた
気がします。
そしてこれからもこの瞬間がきた時は「くしゃみ」をすればいいんだと思いま
した。きっと「くしゃみ」こそが、「明日を想う」ことなんだとも。
いろんな解釈があるとは思いますが、今の私にはこれからの人生に想いを馳せ
る気持ちを火星人とひき合う孤独と置き換え、くしゃみは目の前の「明日」を
頑張る気持ちだと感じた作品でした。
それでは「パフ通信」、今号もスタートです!
■ M E N U ──────────────────────
┏━┓
┃1┃パフ社員の素顔
┃ ┃『スタッフブログ、先週のベストアクセスページ』
┗━╋…────────────────────────────
┏━┓
┃2┃【無料】12月5日(水)開催
┃ ┃<選考フォロー設計講座>
┃ ┃学生の生の声から学ぶ「また会いたい」企業のTIPS大公開!
┗━╋…────────────────────────────
┏━┓
┃3┃【コラム・第31回】
┃ ┃学生時代に社会人に言われて忘れられない言葉
┃ ┃「絶対にいい営業になるよ」
┗━╋…────────────────────────────
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
1.パフ社員の素顔 『スタッフブログ、先週のベストアクセスページ』
――――――――――――――――――――――――――――――――
パフの全社員が日替わりで書いている『パフスタッフブログ』。
今回のベストアクセスページは、保坂の『名古屋より近い、静岡の地よりー
ホサカのブログ』でした。
先月から株式会社名大社の山田社長がパフの社外取締役に就任してくださりま
した。
名大社は名古屋で「ジモト就職」を応援する素敵な企業で、パフとは以前より
懇意にさせていただいていて、今年は両社で合同若手研修会を開催したほどで
す。
先日、山田取締役が着任して初めての取締役会が行われました。
保坂さんのブログを読んで、きっと私には想像できないような「これからの
パフ」について議論があったのかな、と思いました。
「ウソのない就職と採用」を目指すパフとして、まずは自分たちから等身大の
姿を外部の方に見せることが大切なのだと感じたブログです。
■続きはこちら(↓)
『名古屋より近い、静岡の地よりーホサカのブログ』
http://blog.shokucircle.jp/staff/2018/11/16/8675
■保坂(ホサカさん)ってどんな人?
https://www.puff.co.jp/saiyo/members/hosaka/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
2. 【無料】12月5日(水)開催
<選考フォロー設計講座>
学生の生の声から学ぶ「また会いたい」企業のTIPS大公開!
https://www.puff.co.jp/seminars/20181205/
――――――――――――――――――――――――――――――――
20採用に向けて本格始動し始める学生が増えてきた一方で、企業側の深まる悩
みは「志望度の醸成」。
「また会いたい」と思われる企業に入らないと二回目以降のデート、告白さえ
もできません。
では、どんな企業が「また会いたい」と思われるのでしょうか。
今回は選考のフォローという観点から、成功企業の秘訣や裏技をお伝えしま
す!
また、当日は実際の2019年卒学生も登壇し、「志望度が下がった」企業の内定
クロージング施策も答えてもらいます。
<詳細プログラム>
【1部】学生の心をつかむ、魅力づけ手法基礎講座
・「これで志望度が一気に下がった」2019年卒学生の声からまとめた内定クロ
ージングNG集
・志望度の階段を確実に上らせる「コミュニケーション」理論
【2部】内定承諾率10ポイント改善した施策事例紹介
・新しい魅力付け手法「経営情報を伝えるSR(Student Relations)」
・学生から感謝の声多数!「最終選考前スクラムミーティング」
<開催概要>
・日時:2018年12月5日(水)16:00~17:30(受付 15:30~)
・会場:職サークルセミナールーム
・住所:東京都千代田区飯田橋1-5-9 精文館ビル7階
・地図:https://shokucircle.jp/office/index.html#seminarroom
・最寄り駅:九段下より徒歩5分、飯田橋より徒歩7分
【当日の持ち物】筆記用具、名刺
【講師】<1部> 株式会社パフ 取締役 吉川 安由
<2部> 株式会社キーカンパニー 代表取締役社長 下薗 博康氏
皆さまのご来場をお待ちしております。
▼詳細・お申し込みはこちら▼
https://www.puff.co.jp/seminars/20181205/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
3.【第31回】学生時代に社会人に言われて忘れられない言葉
「絶対にいい営業になるよ」
――――――――――――――――――――――――――――――――
このコラムのテーマは「学生時代に社会人に言われて忘れられない言葉」です。
毎回、パフやパフ社員に関わりのある方々にアンケート形式でインタビューし
ながら、その人の「今」をつくる言葉について迫ります。
第31回は、製造業の会社に勤めている佐伯さんです。佐伯さんは以前パフの
社員として1年間働いていたことがあり、当時はこのメルマガの編集長も務め
たカカの大先輩です。
もう学生時代なんて思い出せない!ということで、社会人一年目のことを思い
返していただきました。
歴史が大好き(特に戦国時代。今は幕末・維新を勉強中)で、元ラガーマンの
佐伯さんは新卒で繊維商社に入社されました。
そんな佐伯さんが社会人に言われて忘れられない言葉とは、一体・・・・?
-------------------------------------------------------------------------
1)誰に言われた言葉なんですか?
入社して直ぐに配属されたデニム部の(大大大)先輩。男気が半端なく、それ
でいて本当に優しい方で、部の若頭的な存在だった。私も舎弟の一人だったけ
ど、常に若い人たちがその人の周りを囲んでいて、賑やかだった。
2)いつ、どのように言われたんですか?
顧客先への営業に同行していただいた時に、帰りの車内で。確か、夕暮れ時だ
った・・・。
3)その言葉はどういう意味なんですか?
文字通り。ただ、ButやSo...と続きがあるように感じさせる含みある言葉だっ
た印象。
4)その言葉を聞いた時、どう思われて、なぜ忘れられない言葉になったんで
すか?
当時、入社後半年間の導入研修が終わってすぐに、自分の担当顧客を渡されて。
日々、右も左も上も下も、ここが何処かも分からんような状態で、とにかく
必死でお客様先をまわってた。でも、全然上手くいかず、意気消沈。
その先輩は本来、こんな若造の相手をしてくれるような立場の方ではなかった
んやけど、私の消沈ぷりが半端なく、今にも暗黒面に落ちそうだと感じたんか、
突然次回の商談に俺も連れて行け、と。
けど、商談当日、私は今にも死にそうな状態で・・・つまりは散々だった。
結局、先輩は特に発言することなく、その商談は終わった。
それで帰りの車の中でもらったのがこの言葉。
全く想像もしていなかったので、おそらく“鳩豆”的な顔をしてたんじゃないか
と思う。余りに驚いたので未だに忘れられない。
5)今、思い返すとどう思われますか?
その先輩の当時の年齢は30代半ば。今の自分より少し下なんだけど、凄いな、
と正直思う。当時の先輩の年齢を超えたんだけど、自分は未だにその人の足元
にも及ばない。
当時何を見て、そう発言したのか、実はその理由は聴いてない。もしかしたら、
勇気づけるために敢えて真逆のことを仰ったのか、それとも私にはないその
慧眼で、何かを見出していただいたのか。いまだに分からない。
ただ、確かなことは、当時の自分はそのさり気無い一言に真に救われたという
こと。職場環境が変わった今でも、上手くいかない時は、自らを奮い立たせる
意味でこの言葉を心の中で反芻してる。
6)これからどんな人生を歩みたいですか?
中年に差し掛かり、徐々に指導をする役割も期待されはじめる年頃だけど、
ヒトを育てるっておそらくこういうことなのかな、と今だからこそ思う。
その人が今、どんな言葉をかけてもらいたいか、どうすれば立ち上がるのか、
を考え、たとえ事実とは多少異なっていても、前を向いて歩いてもらえるなら、
何でも言う。
後輩たちと向き合う時、ちゃんと指導できているか?正論でツマラナイことを
言って、やる気を削いでいないか?と考えるときがある。
きっと未だ、自分の一言を心に留めて、邁進している後進なんて居ないのだろ
うと思うし・・・。
ちゃんと正しく頑張らないと、と思う。
-------------------------------------------------------------------------
後日談ですが、、なんと佐伯さん、その(大大大)先輩に誘われて久しぶりに
お会いする機会が持てたとのこと。
その先輩、いまは当時の会社を離れて家業に入り、お兄さんを支援しながら、
営業の統括役員としてご活躍中とのことでした。
別れ際、『安心したよ!いい男になったな!』と、また佐伯さんを激励してくだ
さったそうです。
「もしかしたら、勇気づけるために敢えて真逆のことを仰ったのか、それとも
私にはないその慧眼で、何かを見出していただいたのか。いまだに分からない」。
先輩が当時の佐伯さんに「絶対にいい営業になるよ」と言った理由。
私はきっと後者なのではないかと思いました。佐伯さんは前者に違いない、
と譲らないでしょうが、間違いなく。
「先輩は特に発言をすることなく、その商談は終わった」。
その日の商談はめちゃくちゃだったのかもしれませんが、その場を新人に委ね
た先輩の「絶対にいい営業になるよ」は、「そのまま頑張れば大丈夫だよ」の
言い換えだったのかな?と感じたエピソードでした。
次回以降もどうぞお楽しみに!
【パフ 採用ホームページ】
https://www.puff.co.jp/saiyo/
【職サークルとは】
https://shokucircle.jp/about/
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
今回のメルマガは以上になります。
お忙しい中最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
────────────────────────────────
■発行・編集:株式会社パフ 石上 「未来に想いを馳せた先に何がある?」
※メールの転送はご自由ですが、編集を施さず必ず原文を転送してください。
※配信停止をご希望の方は、本メールへのご返信でご連絡いただきますよう
お願いいたします。https://www.puff.co.jp/
─────Copyright(C) Puff Co.,Ltd.─────