日ごろお世話になっている皆様へ
株式会社
パフより
いつもメルマガを読んでくださり、ありがとうございます。
本メルマガ編集長のカカこと石上夏花です。
先日、三菱総合研究所の未来読本「フロネシス」(ダイヤモンド社
発
行)の21号を読みました。
未来読本「フロネシス」では、「共創の知」「未来の知」「行動の
知」
の3つの知をもって、現代のフロネシスを発見・創造していくこと
を編集方針として発行されています。
「フロネシス」とは、古代ギリシアの哲学者アリストテレスが提唱
した概念で、「人間が善く生きるための実践知」を意味するそうで
す。
学問や技術がいかに発達しようとも、幸福な人生や社会を実現でき
るとは限らないので、フロネシスはそれを追求するための知だった
そうです。
21号のテーマは「未来に選ばれる会社」。
その中で、一番印象的だったのは、「個のn乗マネジメント」とい
う
言葉でした。
「個のn乗マネジメント」とは、社員一人ひとりの人格理解に努め
、
それぞれに見合った人事制度や働き方など個別に対応し、組織のパ
フォーマンスを拡大させる試みです。
一人ひとりに居場所があり、手応えのある仕事に就き、分け隔てな
く評価・尊重され、自己実現できる組織を追求することこそが、「
個
のn乗マネジメント」の実現だといいます。
終身雇用や新卒一括採用といったメンバーシップ型は、このまま労
働力不足が続けば、ジョブ型へ移行せざるを得ない。
そうなった場合、次世代の優秀な人材が仕事に求めることは、社会
にインパクトを与えているという実感、つまり仕事への「手応え」
だといいます。
そして、その優秀な人材たちが一体感をもち、組織全体の生産性を
向上させるためには、経営者が「組織として社会にどんな価値を提
供していくのか」というビジョンやミッションを明示し、共有する
ことが最も大切だそうです。
「未来に選ばれる」。
今回私は本書を読む中で「生き残る」ではなく、「選ばれる」こと
が
何倍も重要であると感じました。
組織は、成長し、生き続けることを使命とされた生き物です。
そして、それは所属する人間と外部からのフィードバックによって
実現できる。
つまり、「選ばれる」必要があると気づいたからです。
学生に、社員に、社会に。
未来に選ばれるため、目の前の一人ひとり、一つひとつに目を向け
て、明るい未来を願い続けます。
参考:三菱総合研究所の未来読本「フロネシス」(ダイヤモンド社
)
https://www.mri.co.jp/knowledge/magazine/phronesis_021.html
それでは「
パフ通信」、今号もスタートです!
■ M E N U
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┃1┃
パフ社員の素顔
┃ ┃『スタッフブログ、おススメページ』
┗━╋…───────────────────
┏━┓
┃2┃【締切迫る!】
┃ ┃第2回採用力検定のご案内
┃ ┃
https://saiyouryoku.jp/examination/index.html
┗━╋…───────────────────
┏━┓
┃3┃【第15回】やりたいことをやる!言いたいことを言う!
┃ ┃「株式会社
パフのアウトプット大全」
┗━╋…───────────────────
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1.
パフ社員の素顔 『スタッフブログ、おススメページ』
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パフの全社員が日替わりで書いている『
パフスタッフブログ』。
より多くの
パフ社員の素顔をお届けしたく、カカ的おススメブログ
をご紹介します。
■『心に刻む自分標語』(吉川)
吉川さんは、必ず三段構えで何事も発信・行動する人だ!というこ
とが分かります。
未来に選ばれることを信じて、「信じる、放つ、描き出す」。
ご一緒します!
http://blog.shokucircle.jp/staff/2020/05/08/11330
■『「素養がある」話』(岡崎)
本題に入るまでの前置きが長いのが、岡崎さんのブログです(笑)
キャラクターが文字から伝わる、とはこのこと。まさに、文字で自
分を伝える「素養がある」!
ふと言われた一言が、実は自分を変えるくらいのパワーがあること
を改めて感じました。
http://blog.shokucircle.jp/staff/2020/04/30/11310
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2. 【締切迫る!】
第2回採用力検定のご案内
https://saiyouryoku.jp/examination/index.html
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現在受験受付中の【第2回採用力検定】が、5月15日(金)18
:00締め切りとなります!
「2021年卒採用シーズンの振返りとして、ご自身の“採用力”
を再確認したい」
「2022年卒採用シーズンの設計に向けて、採用知識を体系的に
習得したい」
という皆さんにおススメです。
また、PCやスマートフォンからの受験が可能な【WEB受験】と
なりますので、外出自粛期間でも問題なく受験できます。
是非ご検討、お申込みください。
■受験概要
・受験種類:個人受験もしくは団体受験
※同企業にて2名以上が受験する場合は、団体受験のお申込みが可
能です。
・対象:企業の人事採用担当者、面接官・リクルーターなど採用に
携わる可能性のある方、
採用関連ビジネスを行う方、大学等でキャリア支援を行う教職員、
その他、人材採用に関心のある方々
・受験期間:開催中~2020年5月29日(金)12:00
■お申込み
・個人受験の方:以下のURLよりお申込みください。
https://sikaku-uketuke.jp/jrata/saiyou/t_kj_moshikomis/input
・団体受験の方:以下のURLよりお申込みください。
https://form.run/@saiyouryoku-dantai
★★ 公式テキストプレゼントキャンペーン実施中 ★★
団体受験ご希望の方で「取引を希望する賛助会員企業を選択くださ
い」という設問で
「株式会社
パフ」を選択いただくと、公式テキストを1冊プレゼン
ト致します。
※1企業につき1冊プレゼントとなります。
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3.【第15回】やりたいことをやる!言いたいことを言う!
「株式会社
パフのアウトプット大全」
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アウトプットして初めて「現実世界」を変えることができる、
という樺沢紫苑さんの「アウトプット大全」(サンクチュアリ出版
)
に感銘を受け、「アウトプット」にフォーカスをあてたコラムです
。
私カカ、
パフの若手社員のハム(石河)、そして、あくね(阿久根
)
3名の持ち回りで、自分が今考えていること・感じていること・や
ってみたいことを自由に発信します。
そして、このコラムのキモは、本メルマガをお読みいただいている
皆さまからの「フィードバック」です。ぜひ忌憚ないご意見・ご感
想・ご質問を頂戴できますと幸いです!
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【第15回】単純な対立構造に、嫌気がさしてきました。(ハム)
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Stay Home週間となった今年のゴールデンウイーク、いかがお過ご
しでしたか?
僕はというと、誰かと電話、断捨離、読書、Amazonプライム
ビデオ
というルーティン。
読書といっても、ビジネス書ではなく、普段読まないマンガに読み
ふけた、この1週間。
それは何かというと、学生時代に購入した、ブラックジャック
(著:手塚治虫)。
皮肉がきいていたり描写が過激なところがあったりと、さすがは昔
の作品といった感じですが、その中で、一つのエピソードを紹介し
ようと思います。
【ふたりの黒い医者】
どんな病も治す闇の天才外科医(ブラックジャック)と、病ととも
に死に誘う闇の医者(Dr.キリコ)が、とある患者を巡ってどち
らが
「救済」を施すか争います。
※キリコは人間としての寿命を「正」と捉え、延命治療を是とせ
ず、尊厳死という形で患者の最期に立ち会う人物設定です。
ブラックジャックが患者のために手術によって「生かす医者」と描
かれている一方、キリコは「殺す医者」として登場します。
自然の摂理に反する「生かす医者」と、間接的に殺人を犯す「殺す
医者」。
両者は正義であると同時に、道理に反する存在でもあるという矛盾
を突いた内容。
かなり考えさせられます。
こういった矛盾をはらんでいる出来事は、今の日本でも例外ではあ
りません。
ニュースで日々報道されている、コロナ禍の「外出派」と「自粛派
」
の対立構造。
経済を回していかないと、あるいは、精神的に健全な状態でないと
、
という起点に立っている「外出派」と
経済や精神面よりも先にコロナ禍の収束、という起点に立っている
「自粛派」。
僕は後者ですが、それは人に強要するものでもないですし、逆の立
場と強要されるつもりもありません。
マスメディアは視聴率欲しさに、「炎上案件だ!」と言わんばかり
に
パチンコに行っている人や、他県ナンバーを攻撃する人を、
こぞって報道しています。
もっとも簡単に人の心を扇動する手段は、
「自分が所属していない、ある属性の価値観を思いっきり傷つけ」
意図的に炎上を起こすことだと言われています。
かくいう僕が普段書いているコラムやブログも、この視点に立って
書いているものが多数ですし、今書いているこのコラムも例外では
ないかもしれません。
何が言いたいかといいますと、単純な対立構造を突かれて、
いいように、メディアの手の上で、感情を扇動され、転がされてい
るのではないのかということです。
感染覚悟で経済を回してくれる人、良好な精神状態を保つべく運動
される人。
予防という観点から行動を控え、接触8割減を間接的にもアシスト
している人。
別にいいじゃないかと、思うのです。どちらでも。
さて、話は少し戻りますが、【ふたりの黒い医者】の結末として描
か
れているのは・・・
キリコは契約を履行するため意図的な衰弱措置を講じます。
これに対抗し、見事手術を成功させ、不治の病を治すブラック
ジャック!
術後の経過観察で患者と会うその当日、その患者が病院の目の前で
交通事故に遭い亡くなります。
発狂するブラックジャックと、「自然の摂理には敵わない」と不敵
な
顔を浮かべるキリコ。
ここで、物語が終わります。
どうなるかなんて、僕たちには解かりません。神のみぞ知る世界。
自分がどの立場に立ちたいかを明確に、そして、その立場としての
一貫した行動をとる。
これに尽きるのではないかと思うのです。
あの、ふたりの黒い医者のように。
コロナ禍の収束はいまだ見えず、不安な日々が続きます。
隣のだれかをみる前に、今ココにいる自分に向き合ってみる。
批判合戦、悪口の言い合いには、もう懲り懲りです。
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(ハム)
https://www.puff.co.jp/saiyo/members/ishikawa/
【
パフ 採用ホームページ】
新卒採用
https://www.puff.co.jp/saiyo/
中途採用
https://www.puff.co.jp/carrer/
【職サークルとは】
https://shokucircle.jp/about/
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今回のメルマガは以上になります。
お忙しい中最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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■発行・編集:株式会社
パフ 石上 「そして、今に感謝」
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