日ごろお世話になっている皆様へ
株式会社パフより
先日、大学時代のゼミの現役生、卒業生が集合する交流会がありました。
年に一回、大学三年生が主催となって行われている交流会ですが、今年は初のオンライン開催。
私が所属していたゼミは、SDGsや国際協力の在り方をテーマに、日本と海外のいろいろなシーンを学び、考えます。
3年前までは、ミャンマーにフィールドワークへ行っていましたが、今はウガンダでエコツーリズムやコーヒー産業、環境などについてリサーチしています。
ただ、今年はコロナの影響もあり、大学三年生のみなさんはウガンダに行けず、オンラインでのフィールドワークになりました。
交流会では、そのフィールドワークの報告会に加えて、夜にはオンライン懇親会がありました。
コロナの影響が広がり始めた当時、ゼミの教授から「今年はウガンダに行けない」と落胆の相談が来て、いっときはどうなるかと不安でしたが、学生の発表はこれまでのレベルより格段に高いリサーチ、提案、フィードバックとなっており、本当に驚きました。
コーヒー業が継続的に収益を上げるにはどうするか。
観光客が完全にいなくなった湿地帯エリアを今後も残していくには。
識字率の低いエリアに、このコロナ禍でどのように教育をしていくのか。
コロナという短期的な課題と、その先にある長期的な課題。
コーヒー業から養蜂業へも手を広げられないか。
美しい自然の写真や動画でサブスクリプション型のビジネスができないか。音声つきテキストを全戸配布してはどうか。
真の課題抽出に加え、費用、スケジュール、ファーストステップの提示まで、本当に細かいところまで調査、仮説、検証がなされていました。
大学のゼミ起点の提言や提案は、どうしても「提案すること」がゴールになりがちなのですが(私自身がそうでした)、今回の発表はフィードバックをもらった後に企画を見直し、実際に現地の方がYouTubeチャンネルを立ち上げるなど、実践まで持っていっているグループもあり、とてもおもしろい内容でした。
なぜ、オンラインにもかかわらず、ここまで現実的な視点で考えられたんですか?
発表を聞いたあと、私は思わず質問しました。
すると、全員が口をそろえて「何度も現地の人たちとやりとりして、話し合いをしたから」と答えました。
「わからないことは最後まで聞く、伝わらないことは何度でも伝える、オンラインだからこそできたことかもしれません。ウガンダに行きたかったという気持ちは、今もなおありますが、今回のフィールドワークは本当に熱中できて、満足しています」。
「現地に行く」ことに勝るものはない。
それでも、何度もくじけず、負けず、いじけずに、コミュニケーションを重ねることで、お互いに現実を知ることができ、議論が生まれ、本当に納得感のある結果が待ち受けていた。
これは、新卒採用でも同じだな、と思いました。
オンラインだと伝わらないから不安、という声を多く聞きますが、何度も会話を重ねることで、自社らしさ(というかリアル)が伝わるんだ、と確信しました。
オンラインは効率的ではなく、むしろ手間がかかるんだ、ということも。
これから、新卒採用のシーンももっとおもしろくできそうです!
それでは「パフ通信」、今号もスタートです!
■ M E N U
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┃1┃パフ社員の価値観公開!
┃ ┃『職サークルよみもの、おススメページ』
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┃2┃
┃ ┃11月も「オンライン面接」セミナー多数開催します!
┃ ┃>>その1 11月11日開催
┃ ┃>>その2 11月5日・17日開催
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┃3┃【第26回】やりたいことをやる!言いたいことを言う!
┃ ┃「株式会社パフのアウトプット大全」
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1. パフ社員の価値観公開!
『職サークルよみもの、おススメページ』
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パフ社員が日替わりで綴る、職サークルよみもの記事。
学生向けとはいえ、ぜひ企業のみなさまからの反応やご意見もどしどしとお寄せいただけますと幸いです。
■『面接が雑談のみだった。不安。』(平原)
職サークル事業責任者の平原さんのよみものです。
学生から「面接が雑談で終わって不安です・・・」と相談されることがとても多いです。面接官のみなさん、ぜひその場でフィードバックをお願いします!
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2.11月も「オンライン面接」セミナー多数開催します!
>>その1 11月11日開催
>>その2 11月5日・17日開催
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11月も「オンライン面接」に関する無料セミナーを多数開催予定です!
●11月11日(水)開催
応募学生の心をつかむ!「オンライン面接のコツ」セミナー
▼詳細・お申し込みはこちらから
●11月5日(木)・17日(火)開催
21卒&22卒学生パネルディスカッションから導く!
オンライン時代にこそ取り組むべきリクルーター&面接官強化施策とは
▼詳細・お申し込みはこちらから
※いずれも「Zoomウェビナー形式」で、視聴者のみなさまのお声や映像はこちらに共有されないので、お気軽にご視聴いただけますと幸いです。
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3.【第26回】やりたいことをやる!言いたいことを言う!
「株式会社パフのアウトプット大全」
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アウトプットして初めて「現実世界」を変えることができる、という樺沢紫苑さんの「アウトプット大全」(サンクチュアリ出版)に感銘を受け、「アウトプット」にフォーカスをあてたコラムです。
私カカ、パフの若手社員のハム(石河)、そして、あくね(阿久根)3名の持ち回りで、自分が今考えていること・感じていること・やってみたいことを自由に発信します。
そして、このコラムのキモは、本メルマガをお読みいただいている皆さまからの「フィードバック」です。ぜひ忌憚ないご意見・ご感想・ご質問を頂戴できますと幸いです!
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【第26回】解決すること、観察すること(あくね)
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半年ほど前、オンライン上で哲学対話のイベントに参加した時のこと。
※哲学対話とは:
身近な問いをフックにした議論の形式のこと。
“自由に意見を述べる”、“他の人の意見を否定しない”ことがルール
参加者がそれぞれ議論したい問いを持ち込み、参加者同士でああでもない、こうでもないと意見を交わし合うなか、司会の方から印象的な言葉を聞いた。
「『問いをながめる』ことを意識してみてくださいね。
眺めて、ふっと湧いてきた思いを相手に伝えるようにしてください。
“正しい”、“正しくない”と判断したり、解決しようとアドバイスをしたりは禁止です。」
その言葉がわたしの中で妙に心に残り、気がつくと思い出すようになっていた。
その理由は、この2年間で得た考え方と対極にあるように感じたから。
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営業は「お客さまの課題を解決する」仕事。
時には中長期的な視点を大切にしながら、お困りごとが起こっている原因を探り、解決するための道筋を提示する。
また、社会人として必要とされることは「なるべく早く、より良くなる」こと。
昨日の自分の課題を解決していくこと、とも言いかえられるだろう。
仕事を続けていく上でくりかえしインストールしたこの考え方に対し、はじめは背伸びをしながら食らいついていたが、次第に少し手を伸ばせば届くようになっていた。
しかし、「このままで良いのかな」と違和感を覚えるようにもなっていた。
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本来のわたしは、腑に落ちないと前に進めない、いわゆるマイペースタイプ。
「時間は有限」と感じている人から見たら、もどかしい印象を受けると思う。
そういえば、小さい頃は歩けるようになるまで時間がかかり、母はやきもきした、と言っていたっけ。
今わたしに求められていることは、今までの自分と180°異なる選択をすること、ではないのだとふと感じた。
時と場合と感情によって、あり方を選べること。
100%解決、でも100%観察、でもない「しなやかさ」だ。
たぶん、しなやかさを手に入れるには時間がかかると思う。
でも、それで良いのだ。
深化する「わたし」を楽しみに、日々を過ごしている。
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(あくね)https://www.puff.co.jp/saiyo/members/akune/
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今回のメルマガは以上になります。
お忙しい中最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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■発行・編集:株式会社パフ 石上 「99%だから、人生はおもしろい」
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