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パフ通信8月14日号 -鳴らない、こころ-

更新日:2024.8.14

日ごろお世話になっている皆様へ
株式会社パフより
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いつもメルマガを読んでくださり、ありがとうございます。

今年も「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」(以下、ロッキン)に参戦し、まっくろくろすけで過ごしている“ふかふか”です。
ちなみに、前々編集長の「カカ」と前編集長の「サトミン」という、歴代編集長メンバーでの参加でした。
やっぱりフェスは最高ですね。最近はロッキンをモチベーションにしながら仕事を頑張っていたくらいなので。

皆さんは最近何を原動力に、どんなことをしていますでしょうか。
今日はそんなことをお話ししていきたいと思います。

先日、社内研修の一環として「ウェルビーイング研修」なるものが開催されました。

最近よく聞くウェルビーイング。働き方改革とセットで使われ始めるようになった印象です。
間違っていましたらごめんなさい。

ウェルビーイング。
「ウェル」「ビーイング」。
「Well(良い)」「being(状態)」。

「人生を豊かにするなにか」程度にしか知識のなかった私ですが、皆さんは今、隣にいる人に正しい意味を説明できますでしょうか。

世界保健機関(WHO)憲章の前文によると「身体的、精神的、社会的に満たされている状態を指す」言葉らしいです。

ふむふむ。
ではこのウェルビーイングの状態を築くためには何が必要なのか。
どうやら以下の4つの因子を磨くことで、ウェルビーイングに近づくとのこと。

【幸せの4因子】
やってみよう因子 : 自己実現と成長
ありがとう因子  : つながりと感謝
ありのままに因子 : 独立と自分らしさ
なんとかなる因子 : 前向きに楽観

確かにこの4つがあれば身体的、精神的、社会的に満たされている状態に近づけるかも、と研修中に妙に納得したのを覚えています。

でもこの4つの因子に基づく行動って簡単にできるものなのでしょうか?
少なくとも人類にとってこれが簡単なことであれば、そもそもみんなウェルでビーイングなはずですし、きっとこんな言葉は生まれていなかったのでしょう。

裏を返すとウェルビーイングで居続けることは難しいからこそ、このような言葉が生まれ定義が作られたのだと思います。

私がこの研修に参加して一番良かったと思ったこと。
それは一緒に働くメンバーにとっての「ウェルビーイング」を知れたことです。

「自分にとってウェルビーイングな人生とは?」をテーマに、自分が叶えたい事やありたい姿を全体の前で発表する機会があったのですが、これがまあなんとも面白い。

ドイツに行きたい人、結婚をしたい人、無駄のない社内システムを運用したい人、海の上のホテルでお茶をしたい人。
当たり前ではありますが、私とは全く違うウェルビーイングを語る人ばかり。

なかなか人の「理想の人生」を聞くことなんてないので、また1つ相互理解が深まりました。

そして同時に私にとっての人生の目的はなんなのだろう?
そんなことを思った研修でした!

よければ皆さんの「私にとってのウェルビーイングな状態」も聞かせてください!

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┃3┃【コラム】ふかふかの本のすゝめ
┃ ┃第三回:『それでも人生にイエスと言う』V・E・フランクル
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3.【コラム】ふかふかの本のすゝめ
第三回:『それでも人生にイエスと言う』V・E・フランクル
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「なんのために生きるのか?」と問われたとき、あなたはどう答えますか?

私はこの問いに対して答えが詰まりました。
なぜならこの本を読むその瞬間まで、今までの人生において「生きる意味」なんて考えたことがなかったからです。

裏返すと考える必要がなかったとも言えます。
幸いなことに人生のどん底に落ちた経験もないので、その問いに向き合わずとも満足のいく人生が送れてきてしまいました。

少なくとも誰かに何かを強いられ、価値が生み出せなくなったら殺されるといった環境に身を置いていませんし、現代日本において、死と隣り合わせで生きていかなければならない人は多くはないと思います。

生まれたときから死に向かう人生において、全てのしがらみ、エゴ、実績などがすべて無くなったとき、どんな意味を見出すのか。
今日はそんなことと見つめ合う本を紹介したいと思います。

『それでも人生にイエスと言う』V・E・フランクル

本書はアウシュビッツ収容所で、人が人として扱われない環境に身を置いていたフランクルが行った演説をもとに綴られています。

内容の本質は「私たちは人生に何を期待するのか」でなはなく、「人生が私たちに何を期待するのか」というコペルニクス的転回にあります。
つまり「なんのために生きるのか?」と私たちから問うのは誤っているのです。
なぜなら「私たち」に問いを出すのは「人生」なのですから。

実はこの記述は本書の冒頭にあるのですが、ここから一気に引き込まれたのを覚えています。

では人生から出された問いにはどのように答えていけば良いのか?
フランクルは「生きていることそのものが、人生からの問いに答え続けている」と述べています。

過去に何かをして生きる意味を無くしたとしても、未来でどんな出会いがあり、また生きる意味を見つけるかなんて誰にも想像ができません。
(本書では無期懲役になり生きる意味を無くした囚人がその後、人命救助に携わり恩赦されたケースが紹介されていました。)

大事なのは現在を生き続け、行動を起こし、人生に意味を見つけること。
これこそが人生からの問いに答え続けることに他ならないと、私は解釈しました。

「人生それ自体がなにかであるのではなく、人生は何かをする機会である!」 P.58より

最近は慣れたことばかりを繰り返し、本当の意味で胸が高鳴る機会が減ってきてしまった私ですが、この言葉を胸に「何か」に挑戦したいと思います!

そして何かに挑戦を続けるこの先の人生において、楽しいことも辛いこともたくさんあると思います。
そんなときは本書を思い出しながら現在を生き続け、人生からの問いに答え続けていきたいです。

『それでも人生にイエスと言う』

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今回のメルマガは以上になります。
お忙しい中最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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