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パフ通信9月11日号 -芸術、心の向こうに-

更新日:2024.9.11

日ごろお世話になっている皆様へ
株式会社パフより
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いつもメルマガを読んでくださり、ありがとうございます。
BUMP OF CHICKENのライブに参戦してホクホクなふかふかです。

最近、推しの影響を受けてちょっぴり芸術鑑賞に興味が湧いております。
私は非常に感化されやすい性質なので、推しが好きといったらとりあえず興味が湧いてしまうタイプなのです。

自分の興味に対してだけは驚異の行動力を持っていますので、とりあえず推しが行っていた「国立西洋美術館」に足を運んでみました。

ただ行く前に1つの懸念を抱きます。
それは私に芸術が理解できるか、ということ。

私にはいかんせんクリエイティブな才能は全くなく、中学時代の美術の成績は三年間ずっと五段階評価の「3」でした。

なんだよ1じゃなくて3なのかよ、と思う方もいるかもしれませんが、私はガリ勉タイプだったので、いわゆる筆記試験は毎回ほぼ満点でした。
(いまだに頭にこびりつく絵画のタイトル…。「グランド・ジャット島の日曜日の午後」は生涯忘れません。)
それなのに3ということは、つまりはそういうことです。
字も下手、絵も下手、歌も下手な私にとって芸術鑑賞なんてものは縁も所縁もないはず。

加えて芸術の知見もなく。
ルネサンスやゴシックといった時代があったのは知っていますが、それぞれどんな特徴があったかなんて覚えていないです。
技法なんてものも遠近法くらいしかぱっと思い出せません。

ですので「これはバロックの頃の~」とか「タッチが繊細で~」とか。
そんな高尚な感想を抱ける自信はありませんでした。

そんなセンスも知見もないので不安だったのですが、結論、めっちゃ楽しかったです。
多分1人でぐるぐる思考を巡らせながらゆっくりと観覧できたのが良かったのだと思います。

絵に対して感想を持ったとき「なぜそう思ったのか」「どんな経験に起因するものなのか」など、途中でずーーーーーーっと、ソファに座って自分の価値観を構成する要素に対しての内省を繰り返していましたw。

また一つ「美術館を楽しめる自分」という、自分の知らない自分に出会えたこと、そんなきっかけをくれた推しに感謝しつつ、また他の美術館にも足を運んでみたい。
そう思いました。

もし普段から美術館に行っている方がいらっしゃいましたら色々教えてください!

とお願いをしたところで、今回のパフ通信スタートです!

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┃1┃パフ社員のつぶやき公開!
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┃2┃【2024年9月18日&19日開催】新卒採用カンファレンス
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┃ ┃https://campus.doda.jp/enterprise/business/seminar/conference/ocbic
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┃3┃【コラム】ふかふかの本のすゝめ
┃ ┃第五回:『目の見えない白鳥さんとアートを見に行く』
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人事担当、採用担当の皆様にとって「役にたつ」「癒される」「背中を押される」そんなコラムになるべく、パフスタッフの「顔の見える」イキイキとした生の声をお届けします。

■がんばった日も、がんばれなかった日も、ハワイアンを聞きながら、あたたかい湯船につかって、あとは寝るだけ(吉川さん)
「不機嫌そうにするすべさえ忘れてしまった」と語る吉川さん。
その秘訣は銭湯にある一枚のポスターにあった?
がんばった日も、がんばれなかった日にも読んで欲しいコラムです!
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2.2024年9月18日&19日開催 新卒採用カンファレンス
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新卒採用や学生動向のトレンドを再確認し、企業と学生の双方にとって理想的な採用の在り方を再認識する機会として開催する、新卒採用カンファレンス。
株式会社パフとしての登壇はありませんが、本取り組みに賛同し、広報協力をさせていただくことになりました。

例えば、このような話を聞けます。
・現役の大学キャリアセンター職員が語る学生動向のリアル
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【開催概要】
・開催日:2024年9月18日(水)・19日(木)
・時 間:10:00~16:00 ※途中入退出自由
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具体的な行動に移すための実践的な学びの機会として、
ぜひ、お気軽にご参加ください!

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3.【コラム】ふかふかの本のすゝめ
第五回:『目の見えない白鳥さんとアートを見に行く』川内有緒
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「見えないからこそ見えてくる」
本書は全盲の白鳥さんと筆者が一緒にアートを見に行ったときのことを書かれているノンフィクション作品になります。

筆者が白鳥さんと一緒にアートを鑑賞することになったきかっけは知人からの一言でした。
「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」

最初はいかに全盲の白鳥さんに楽しんでもらえるか、という気持ちから、作品一つひとつを丁寧に解説する筆者でしたが、途中でとあることに気が付きます。

白鳥さんにアートを説明するために、いつもよりも注視していることで、今までは見えてこなかった世界があるということに。

そうです。
本書は「全盲の人にアートを楽しんでもらうための方法」ではなく「白鳥さんとアートを見に行くことで得た気づき」が記されています。

これがまあなんとも面白いのでぜひとも読んで欲しいのですが、私が本書を読んで改めて大切だと思ったこと。
目の見えない白鳥さんと筆者が、それぞれのアートの楽しみ方の視点で、意見交換をしながら作品の核に迫っていくシーンで「自分は自分。他の誰でもない。」ということを感じました。

私たちはみな、過去の経験に基づいた「価値観」というそれぞれの物差しを持っています。
どれだけ仲の良い人でも価値観をすべて一致させるのは不可能です。
ですが、私たちは無意識のうちにその価値観を他人に当てはめてしまう。
「○○をすべき」「常識ではこうだから」と。

「できる」人もいれば「できない」人もいる。
「できるようになりたい!」と思い努力することは間違っていませんが、それを相手にも押し付けてしまうと、それは次第に生きづらさを生み出します。

私も改めてこの考えを大切に、残りの人生を歩んで行こうと思いました。

人生においてすごく大切なことを教えてくれる本書。
特に人を中心に仕事をしている「人事」の皆様にこそ読んで欲しいと思い、紹介をしました。
ぜひお手に取ってみてください。

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今回のメルマガは以上になります。
お忙しい中最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
ご意見・ご感想などはお気軽に本メールまでご返信いただければ幸いです。

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