日ごろお世話になっている皆様へ
株式会社パフより
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ここ一週間で世間のクリスマス化が一気に進み、2024年の終わりを感じ始めたふかふかです。
朝起きるのが辛くなってきたり、ユニクロのダウンが手放せなくなってきたりと、すっかり冬めいてきました。
私は今年も生姜湯をちまちま飲んで、寒さをしのぎたいと思います。
先日、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)第5代チェアマンで、現在、公益財団法人日本バドミントン協会会長を務めていらっしゃる村井さんから、採用や組織作りに関するお話を聞き ました。
最初から最後まで学びたっぷりの時間だったのですが、私が一番ハッとさせられたのは、「分不相応な採用」についてのお話でした。
お客様と採用に関する話をするなかで、「目標数の達成」は必ず議題にあがります。
そんなとき「内定を出した学生のレベルが高すぎたから、内定承諾率が下がってしまったのではないか。自社に承諾してくれそうなフィット感の高い 学生に内定を出そう」という話になることがあります。
私も今の採用市況のなか、「目標数の達成」に苦しんでいるお客様の姿を見ているので、どうしてもゴールへの近道がしたくなります。
つまり「組織にとっていま必要な人」ではなく、「入社してくれそうな人」を採用するということですね。
途中で同じ話を聞いていた方々と意見を交換する機会があったのですが、それは「採用」ではなく「補充」だねと言う話になりました。
(この補充という表現が、あまりにも生々しくて私の心に刺さっております)
でも村井さんは更に上の視点。
「強い組織を作る」ためには、自社にとって分不相応、つまり組織の未来を担っていく人を仲間にすることこそが、採用活動が果たすべき役割だと。
そしてそれを達成するために重要なことは「天日干し採用」、パフなりの表現をすると「顔の見える就職と採用」だと仰っていました。
村井さんは最終面接で、学生と散歩をしながら話をするそうです。
向かい合うのではなく、隣り合いながらコミュニケーションを取り、相互理解を深める。
決して自分たちの強みをアピールするわけでもなく、ただ学生の話を聞き、自分の話もする。
私は新卒採用において、1つの理想の姿だと感じるとともに、できる範囲でこの採用活動を広めていきたいなと感じた次第です。
ちなみに先程紹介した散歩しながらの選考は、社員からはやめてほしいとも言われているそうです。
何故なら、仲良くなりすぎて全員合格にしてしまうから(笑)
皆さんの理想の新卒採用は、どんな姿をしていますか?
と、問いを残して今週のパフ通信もスタートです!
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┃1┃パフ社員のつぶやき公開!
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┃2┃明日開催!残席わずか。2024年度では最終回【2024年11月28日(木)開催】
┃ ┃有料公開型・採用担当者トレーニング ~カジュアル面談編~
┃ ┃https://www.puff.co.jp/seminar/mentore_casual/
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┃3┃【コラム】ふかふかの本のすゝめ
┃ ┃第十回:『容疑者Xの献身』
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パフのコーポレートサイトでは、企業様向けにスタッフコラムを書いています!
人事担当、採用担当の皆様にとって「役にたつ」「癒される」「背中を押される」そんなコラムになるべく、パフスタッフの「顔の見える」イキイキとした生の声をお届けします。
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かつてOJT担当として共に仕事をしていた後輩とのエピソード。
私もこんなことを言ってもらえる先輩でありたいと思いましたので、ここで紹介します。
胸が温かくなるコラムが読みたい方はぜひ!
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2.明日開催!残席わずか。2024年度では最終回【2024年11月28日(木)開催】
有料公開型・採用担当者トレーニング ~カジュアル面談編~
ダイレクトリクルーティングツール経由の初回面談の工夫と実践
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年内開催日程:
・2024年11月28日(木)13:00~15:00 @zoom ミーティング形式
※今年度は最終回
※2025年は5月・6月に開催予定
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3.【コラム】ふかふかの本のすゝめ
第十回:『容疑者Xの献身』東野圭吾
今回は我々パフの掲げる「顔の見える就職と採用」とは対極にあるともいえる、「嘘」について話していきます。
皆さんは嘘についてどう思いますか。悪いもの、良くないものと感じますか。
私は…難しいところです。
嘘には2種類あると思っています。
悪意に満ちた嘘と、そうではない嘘。
前者は分かりやすいですよね。
はい、そうです。地面師たちが使うやつです。
本題は後者、悪意のない嘘です。
後者は相手を傷つける意図のない、もしかしたら相手を気遣う心から生まれた嘘かもしれません。
むしろ優しさと言うことさえできます。
ではそんな嘘であればついても良いものなのか。優しい訳ですから。
ここが先述の通り、私が難しいと感じる所以になります。
私の気持ちのなかに「優しい嘘であれば良いじゃん!」と感じている自分がいるのは間違いないです。
ただ同時に、優しい嘘・気遣いは、結局受け取り手次第で、薬にも毒にもなる可能性を孕んでいます。
そしてそれが原因で、本人には意図せぬところで相手を傷つけることにも繋がります。
過程は違えど、結果は同じになることもある。
であれば嘘に善悪などはなく、総じて良くないものになるのでは?というのが、私の考えです。
というのも最近、自分の気持ちを嘘で隠した結果、相手を傷つけてしまった事例があるからなんですけどね…。
また少し話が変わりますが、最近はパフの採用担当をしていて、自社の魅力の伝え方に迷うときがあります。
私はありのままのパフを知ってもらいたくて、赤裸々に会社のことを話します。
ですが根本に「自社が好き」という気持ちがあるので、パフのことを話すときに無意識に良い表現をしてしまっているかも?と、社内で話していた際にふと気が付きました。
嘘をついているつもりは全くないのですが、結果的に学生からは嘘に見えてしまうのでは?と最近感じています。
じゃああえて悪いように話すのかと言われると、それもまた違う気がしていて…。
ここまで「嘘」について私の考えをつらつらと書きましたが、今回ご紹介する本は、そんな「嘘」の在り方について考えさせられる本になります。
『容疑者Xの献身』東野圭吾
愛する人を守るためについた嘘。
「優しい嘘」がどのような結末をもたらすのか。
ミステリーなので多くは語りません。
愛とは?嘘とは?幸せとは?
私は何が正解なのか、未だに答えが出ていません。
色々なことを考えさせられる一冊です。
映画化もされているので、お好きな方でお楽しみくださいませ。
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今回のメルマガは以上になります。
お忙しい中最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
ご意見・ご感想などはお気軽に本メールまでご返信いただければ幸いです。
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