紹介者

同期の
平原葉子

同期の平原葉子

ジブンはどうすんの?
って最後の一滴まで絞り出す人

田代 明久(ニックネーム:たっしー)

専門役員 
2005年 新卒入社

独自のアイデアを絞り出す時のしぶとさは「残り少ないハミガキ粉のチューブのようだ」と定評がある。「みんなと同じことをしてもしょうがない」と言って、常に人とは違うアプローチでお客様に向き合う。

田代 明久 (ニックネーム:たっしー)

ドン底の新人時代でも、
キラリと光っていた「田代流」。

タシロとは新卒4期生の同期で、苦しい新人時代を一緒に駆け抜けてきました。創業期のパフは組織全体が若くて、先輩も20代中盤。みんなが営業の最前線でバリバリ動いていて。当たり前だけど育成の仕組みなんて全然整っていなかった。新人の私たちは右も左もわからないままアポイントをとって商談に行くけれど、なかなか数字をつくることができない。先輩から「給料泥棒!」と叱られたり(すごいキツイ言葉に聞こえますが、当時は皆若かったので最低でも自分の給料は自分で稼がないと会社が潰れるという認識を持っていたんです)、悔しくてトイレで泣いたり…(あ、これは私の話ですが)。とにかくタシロいわく「人生最悪の1年」を共に過ごした戦友です。
彼は、私にはない武器を持っていました。「個性的」という言葉を超越した「え、ナニそれ?」と言いたくなるような、一風変わったアイデアを生み出す能力。彼らしい世界観を創り上げてお客様を引きずり込み「なんかよくわからないけど田代さんと一緒にやりたい」と思わせる謎の力が、同期の中でも飛び抜けていたんです。

たとえば(毎日筋トレを欠かさないスポーツ大好きな彼が)入社一年目のある日、商談相手のお客様が元プロ野球選手だということがわかってから、持っていった提案はすごいオリジナリティに溢れてました…っていうかハチャメチャでした!パフと競合他社を球団にたとえて「お客様はどの球団と試合をするのが一番良いのでしょうか?」と、手書きのイラストと文字でギッチリ書き込んで「パフと一緒に仕事をするメリット」を大マジメに語ったという…。契約をいただく時には野球のキャップにサインを頂いて、まるで入団会見のようにそれを被せてもらう、という演出まで提案して。そりゃ反則でしょ。そんな裏ワザでお客様のハートをガシッと掴んでしまうなんて!
彼はそんな風に、いつでも「自分にしか考えつかない仕事」にトコトンこだわって実績を作ってきた人。スピードとエネルギーで勝負する私としては、到底マネできない。…って思うと、正直悔しいんですけどね。

ドン底の新人時代でも、キラリと光っていた「田代流」。

ネジ外れてない?って疑うくらい
トコトン寄り添う人。

タシロのことを「スゴイなぁ」と日頃から思っていることがもう一つあります。彼は「人に寄り添うスタンス」がハンパない。たとえば若手を指導する場面で、どんなに苦労をしても後輩を見捨てないんですよね。私はどちらかというとハードなマネジメントスタイルでついついネジを締めすぎてしまうタイプなんだけれど、タシロは違う。感情的になっている彼を、私は見たことがないです。「で、●●(後輩の名)はどうしたいの?」と問いかけて、ひたすら一緒になって考えて、提案書も一緒に作って、お客様先にも同行してあげて、絶対に離れずに指導していく。私から見れば「ちょっとネジ外れてんじゃない?」って思うぐらい徹底的に付き合う。

彼はたぶん、一緒に働くメンバーのことを家族みたいに思っているんです。後輩と仕事の打ち合わせをしていたはずなのに気づいたらプライベートの相談に乗っていて、面談中にワンワン泣かれたりとか…よくありました。その人は何が好きなのか。働くってことをどう捉えているのか。どんなシチュエーションだと頑張れるのか。一人ひとりのそれを突き詰めることが、彼自身が大切にしている「自分ならどうやってやりたいのか?」という軸を決めることなんでしょうね。「もっとやりたいようにやればいいよ」と後輩に向かって言い切れるタシロのような先輩、私が新人だったら憧れちゃうなって、すごく思います。

ネジ外れてない?って疑うくらいトコトン寄り添う人。

本人から一言

人生最悪な1年があったけど、あえて、パフ

苦しくて悔しくて、仕方がなかった新人時代を知っているヒラハラから、こんな風に褒められるとちょっと照れますね。彼女の言う通り「必死に考えを振りしぼる」という自分の得意技に辿り着いたのは、ドン底の一年目があったからです。まぁ、その「暗黒の3ヶ月」で体重は7キロ落ちましたけど(笑)。今となってはいい語り草です。

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