2000年8月上旬。
パフの営業が始まった。4名の内定者が「即席営業マン」。
他には誰もいない。営業課長も営業部長もいない。内定者4名だけの営業部
隊である。
彼らには、未取引企業のリストを渡し、とにかくアポイントを取ることから
始めさせた。
●「『パフの就職応援ページ』を運営している“カブシキガイシャパフ”と
申しますが、次年度に向けた新卒採用の件でお電話さしあげました…」
▼「え?パフ?うちは○○ナビしか使わないからいいよ、ガチャッ!」
こういうふうにケンモホロロに断られるのが、大半である。
ボクも大昔(20年前)、リクルートで営業をやり始めた頃、100件以上
新規の会社に電話をして、1件もアポがとれないことなんてザラだった。
20年前とはいえ、当時のリクルートは、今のパフよりも遥かに知名度や実
績はあった。それでも、やはり「新規アポ」というのは難しく、なかなか簡
単にアポはとれない。
“いわんやパフにおいてをや”である。
必死にアポをとろうと、電話の向こうの人事担当者と闘っている内定者たち
を見て、何か「励み」となるものを与えなければと思った。
「おい、みんな!全員が1件アポをとれたら、焼肉食い放題だ!」
なんとも安易な「励み」だが、この「焼肉食い放題」は効いた。
皆、猛然とアポイントの電話を掛けはじめた。
そして、なんとおそるべし。
翌日には、全員アポを1件以上とってしまったのだ。
焼肉の威力、絶大なり……。
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