自転車操業物語 プロフィール
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  第87話    「初めての社員旅行」(前編)    
2000年11月11日(土)。

ボクと内定者の4名(フルカワ、ヨシカワ、タカノリ、アサヒ)、それから
経理担当のマルヤマ、あ、それから忘れちゃいけない…。
当時小学校3年生だった我が娘アヤコは、福島の飯坂温泉に来ていた。
総勢7名の社員旅行である。

この社員旅行には、旅行会社の社員にも添乗員として、随行してもらった。

旅行会社は、初年度からのパフ協賛企業であるタビックスジャパン。

そして、添乗してもらった社員は、前年度のパフ会員で、この年の新入社員
のSさん(女性)。

Sさんは、パフの就職講座「うまれよ塾」の第1期生でもある。


この社員旅行は、ボクと内定者との、ある「お約束」で実現した。

「お約束」とは…。

「内定者4名で、合計4社の協賛契約を10月末までに獲得できたならば、
ご褒美として、皆を温泉旅行に連れて行ってやる!」

というものであった。


物語の前の号でも触れたように、フルカワのSS社とヨシカワのNA社は
文句なく、キチッと契約が獲得できていた。

でも、内定者が獲得した新規の企業は、その2社だけである。

この2社だけでは、温泉旅行に連れて行くことができない。


そこで「お約束」を拡大解釈することにした。

それは…。

「新規じゃなくても構わない!!」

ということであった。


僕が以前からお付き合いをいただいている会社2社に、内定者を急きょ営業
担当としてあてがって(担当は両社ともアサヒ)、営業させた。

もちろん、僕も同行営業した。

この2社からは、パフ正式協賛の確約をいただくことが出来た。


こうして、無理やり、「内定者の4社の協賛獲得」の実績を創り上げ、
この日の「飯坂温泉」を無理に決定付けた。


奇しくも、この日。
11月11日は、ヨシカワアユの23回目の誕生日だった。

事件は、この日の夜、起こったのだった。

(むむ、我が娘は無事なのか。…つづく)

 
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