2000年11月11日(土)。
内定者の4名(=パフの新卒1期生)が、4社の協賛契約を受注したことに
よるご褒美旅行。
福島県飯坂温泉の、比較的高級(っぽい)旅館で、ゆったりとくつろぐこと
になった。
昼間は、近所の林檎園で、林檎狩りを楽しんだ。フルカワアキコなどは、木
の上によじ登り、まるで猿のごとく天を仰ぎながら、ムシャムシャと林檎に
噛りついていた。
夕方宿に着くと、皆で温泉に浸かった。
女風呂の様子は分からないが、男風呂は、タカノリとアサヒとボクの3人で
のんびり・ゆったりと出来た。
風呂から上がった後、畳敷きの広い休憩所がある。
そこには、温泉宿専属の、マッサージをやってくれるオジサンがいた。
サービスで、15分ほどのマッサージをやってくれるという。
ボクはお言葉に甘えて、オジサンに背中を揉んでもらった。
実に気持ちいい。忙しい毎日の中にあって、この日ばかりは極楽に思えた。
そして、皆が風呂から上がって、すっかり日が暮れた頃。
いよいよお待ちかねの夕食だ。
これでもかと出されてくる、ご馳走の数々に、目まいがしそうだった。
特に貧しい応援団の下宿生活をしていたタカノリにとっては、
信じがたい食事であったろう。
すっかり我々は、幸せな気持ちに浸っていた。
さて、事件はこれから。
せっかくの社員(というか殆どは内定者)全員の旅行である。
夕食後、皆でトランプでもやろう!ということになった
(って、すっかり、中学生の修学旅行のノリだ)。
「大富豪、大貧民」、「ババ抜き」などお馴染みのゲームが続いた。
トランプには、今回の旅行に連れてきた我が娘(当時小学校3年生)も
仲間に加わっていた。
「よっしゃ、じゃ、今度はポーカーでもやろうか。どうせなら賭けようぜ!
といっても現金はマズイから、マッチ棒を、コインに見立ててやろう♪」
「ギャンブラーっ気」のあるボクが言いだしっぺだったのだが…。
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