釘: |
「なるほど。そういう理由で、パソコンの人事情報システムに関心を持たれたんですね」
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釘: |
「それで、このシステムを使って、まずはどういう問題を解決していきたいと思っておられるんですか?」
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釘: |
「なるほど。それは確かに便利になりますね♪」
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という感じだ。で、最後には、
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釘: |
「なるほど。○○さんのご希望は、よーくわかりました。ただ残念ながら、そのご要望を適えるには、うちの現状の商品では、まったくといっていいほど役に立ちません」
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客: |
「え、そうなの?じゃ釘崎さんとこの商品はどんなことができるの?」
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釘: |
「いやいや、お話しするもの恥ずかしいくらい拙いものなんです。そこでご提案なんですが!」
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客: |
「はい?」
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釘: |
「うちの商品を新たに開発しなおしたいと思うんですが、御社のご要望を念頭に置いて仕様書を作ってみたいと思うんです。ご協力いただけないですか?」
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客: |
「え?」
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釘: |
「もちろん100%ご希望に沿った内容にできるかどうかは、わかりません。でも、できあがった商品は、多くの企業に販売できるパッケージシステムになりますんで、オーダーメイドで作るのに比べれば、驚くほどの低コストで導入できるはずです」
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客: |
「ほう」
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釘: |
「できあがったものが意に沿わないものだったら買わなければいい話ですので御社にとってのリスクもないはず。ただ、私がこれから作る仕様書に色々とアドバイスを頂戴したいんです。私なんかが一人で考えるより、○○さんのご意見を参考にしながら進めていったほうが、ユーザーのニーズを外さない商品が開発できると思うんです」
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客: |
「ほほう」
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釘: |
「実は私は、この商品の開発を行なうために、この会社に入ったようなものなんです。まだこの会社に移ってきて数ヶ月程度なんですよ。ははは」
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